SAT 真の患者利益のため予防歯科を中心にした歯科医療へ

歯科界の常識を超えるためのパブリック・コメント

活動報告



NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」~ぶれない志、革命の歯科医療が放映されました 「カンブリア宮殿」に熊谷崇が出演しました日吉歯科診療所 あしたのコミュニケーションラボ

歯科関係者感想

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早乙女歯科医院

歯科医師 早乙女 雅彦

今回のカンブリア宮殿も大変興味深く、又、感動をもって拝見させていただきました。
MTMを中心とした予防歯科の紹介においては虫歯の成因とケアの方法を徹底的に教える日吉歯科のやり方が細かく紹介されており、リスク検査の重要性と口腔環境が改善しないまま治療を繰り返すことではう蝕は治らないことがよく伝わる内容であったと思います。
又、熊谷先生の初診セミナーや初期治療を通して衛生士が患者に予防についての教育をすることが描かれており、私たちとしても日頃あまり目にできない日吉歯科の診療の真髄を垣間見ることができ大変参考になりました。患者教育の重要性を改めて認識致しました。さらにふじ子先生の小児歯科の意義について「むし歯のない大人を沢山つくりたい」という一言は視聴者に大きなインパクトを与えたのではないかと感じます。又、家族予防の大切さも家族で日吉歯科に通う家族が紹介されるなどとてもうまく制作していると感じました。
熊谷先生の困難でも信念を貫き、予防歯科を実践してきた経過については私達は何度も教えていただいたことですが「虫歯も歯周病もなく生涯自分の歯で食べさせられる人が名医、そんな歯科医は世界中にいないがそれを目指している」という言葉はオーラルフィジシャンの一員として予防歯科に取り組んでいる私達にとって大きな勇気と誇りを与えて下さいました。
 日本の多くの歯科衛生士は医院の受付や助手等雑務を行うことが多いが、本来の歯科衛生士の役割は患者の口腔の健康を守るための予防ケアを行うことであり、日吉歯科では各衛生士が個室の診療室をもち、かつ番組の中では太田さんが27年もの間メインテナンスを受けている患者さんとの関係が紹介されており、視聴者の一般の方は歯科医院のあり方について新しい発見をすることにつながったのではないでしょうか。又、これを観たOP衛生士はさらにやりがいを感じたのではないかと思います。  経済番組としての視点から現行の保険制度の問題点として予防が給付対象外であり、削って詰めての治療の方が結果的に安く、患者はどうしてもこちらの方を選択し、医院経営も予防主体では安定するまでが大変なことが紹介されていましたが、口腔の健康を守ることは全身の健康につながるという大きな価値のあることとの言葉や平田牧場の従業員に対するメインテナンス費の支給の紹介等から予防歯科医療の価値を全国の視聴者が理解してくれれば良いと願っております。  最後の村上龍さんのコメントにもありましたが「予防医学の国民的理解と普及は歯科に限らずすべての医療にとってさらに財政にとって喫緊の課題である。日吉歯科の成果は歯科にとどまることなく社会全体に波及すべき重要な啓蒙活動となっている」
改めて熊谷先生と日吉歯科の偉大さを感じるとともにそこで学んだ者として、私たち一人一人が少しずつであっても今まで以上に医院の内外において市民の方々への予防歯科の啓発活動を行ってゆくことが今の日本の歯科医療を変えることにとても必要なことではないかと感じました。