SAT 真の患者利益のため予防歯科を中心にした歯科医療へ

歯科界の常識を超えるためのパブリック・コメント

活動報告



NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」~ぶれない志、革命の歯科医療が放映されました 「カンブリア宮殿」に熊谷崇が出演しました 「未来世紀ジパング」に熊谷直大が出演しました 日吉歯科診療所 あしたのコミュニケーションラボ

歯科関係者感想

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つきやま歯科医院

歯科医師 三ヶ尻 佳貴

 番組を見終わってまず、ちょうど3年前 日吉歯科に初めて行き、熊谷崇先生の講演を聴き、『雷が落ちたような衝撃』を受けたことを思い出した。
 私にとっては『王道』という言葉が一番しっくりきた。医療人として当たり前のことを当たり前にやるということ、この概念を知ってしまった以上、今まで通りのやり方で診療を続けていくことは無理だと感じたのだ。

 岡先生が新規開業に際して、MTM(番組の中ではこの言葉は出てこなかったが)を導入するのだが最初からは当然うまくいかない。その苦悩がとてもよく表現されており、過去の自分と重ね合わせて当時を思い出した。MTM導入の最初の壁はあまりにも高く、自分がいままで培ってきた歯科の価値観をひっくり返され、患者の理解を得ることができず、生涯自分の歯で過ごすことが目的なはずなのに検査をすることが目的になった時期もあり、苦悩する日々が続いたのを思い出し、『逃げない』、『ぶれない』という番組での言葉が私の心に強く響いた。

 『ライセンスを持つ者の責任』という言葉が番組の中にでてきたが、熊谷先生に出会うまでの10年間、私は『予防が大切』と患者には言いながらも毎日お世辞にもきれいとは言えない口腔内で再修復を繰り返していた。しかも、事実を患者には強く伝えず、来て頂けることを最優先と考え、いわゆる迎合診療を行っていた。現在、多くの日本の歯科医師は多かれ少なかれそのような側面を持ち、『ライセンスを持つ者の責任』ということを考える機会がなかったと思う。そんな状況の中、この番組が、3年前に私が感じた『雷が落ちたような衝撃』の一助になった先生も多いのではないのだろうか。この番組はそれだけのパワーを持っていると私は思っている。

 最後に、私の診察室にはプロフェッショナルの予告が貼ってある。私は自分の患者さん達全員に『僕たちが目指している医療の姿が紹介される番組なので是非観てほしい』と伝えた。番組を見た患者さん達は、きっと『この人達が一生懸命やっているのはこういうことなのか』と理解し、この歯科医院に通っていることを誇りに感じるとともに、『メンテナンスを通じて一生涯自分の歯を守っていきたい』と思ったのではないかと確信している。