SAT 真の患者利益のため予防歯科を中心にした歯科医療へ

活動報告


オーラルフィジシャンチームミーティング活動報告

◆2006年7月29日(土)30日(日) Dr.熊谷より

2006年7月29・30日の両日、予定どおりに第一回オーラルフィジシャンチームミーティングが酒田市にある東北文化公益大学の講堂において、約450名の参加者を得て開催されました。
北は北海道から南は九州まで、全国から70以上の診療所の皆さんが、チームミーティングの名のとおり、多くのスタッフと共に参加して下さいました。
両日とも、非常に濃密でハードな日程ではありましたが、参加者の熱気あふれる発表の連続に、時間のたつのも忘れるほどの盛り上がりで、今後の課題はあるにしても、第一回目のミーティングとしては大成功だったのではないかと感じています。
当日の様子につきましては、参加者の事後アンケートをよくお読み下さい。
「オーラルフィジシャン育成セミナー」の受講生の中から、歯科医療の本来目指すべき姿をきちんと見据えてアクションを起こしている方が多くうまれていることを本当に嬉しく思っています。
今回の多くの発表は、それぞれの地域や環境のなかで、オーラルフィジシャンとしての力をどう生かすかということをよく考え、困難ななかでそれぞれの道を切り開こうとしている姿勢が良く現れていたと思いました。
オーラルフィジシャン歯科診療所がきちんと機能するためには、プロフェッショナルな歯科衛生士の存在が不可欠です。
歯科衛生士としての知識や技術の不足なところをこの会を通じて修得したり、情報を交換する場になることを期待しています。

さて、今回のミーティングにおける反省点をいくつか挙げたいと思います。
二日目の歯科衛生士部会のパートで、内部監査の形式をとったディスカッションを行いましたが、内部監査というルールのなかで問題点をきちんと明示し、聴いている人に理解させるというところまで明確にできていなかったことは少々残念でした。
内部監査のお手本としては今後に課題を残したように思います。
内部監査のよい点は、患者満足・従業員満足を目指すために、その様なルールを適切に行使することで、診療所の円滑な運営上何が問題なのかを相手にきちんと伝えることができるということです。
診療所内の上下構造や部署間の風通しをよくして、診療所のシステムを効率よく機能させるためには、内部監査を上手に利用することが必要です。
次回はもう少し考えて行えたらと思います。

開催の時期についてもご意見が多くありました。
夏休み中は交通機関が混雑し特に飛行機のチケットが高い時期に重なるので、開催時期を再考してほしいという意見がいくつか見られました。
こうしたご意見を参考にして、来年2007年のチームミーティングは、7月8(土)・9(日)に開催することをほぼ決定いたしました。
この時期はチケットもまだ安い時期で、山形名産のさくらんぼも楽しんでいただける時期かと思います。
ただし、開催場所を東京にしてほしいというご意見もありましたが、このミーティングは酒田で開催することに意義があると思っていますので、東京の開催は結局それぞれの診療所の経済的な負担(会場費、宿泊費、食事代など)も大きくなると考え、今後も酒田での開催を継続する予定です。

私達オーラルフィジシャンは歯科医療の哲学を共有した者としてたがいに存在するものでありたいと願っています。
歯科医療に対する共通の理念を、日本中にそして世界に向けて発信するために、今後とも切磋琢磨してゆきたいと思います。
常にその先を目指す集団として、日本の歯科医療をリードする存在であり続けましょう。皆様のご健闘を祈ります。
そしてまた来年、それぞれが進化した姿でお会いできることを期待しています。



◆第一回オーラルフィジシャンチームミーティング概要



2006年オーラルフィジシャン・チームミーティング

日時:2006年7月29日(土)7月30日(日)
場所:東北公益大学 大講堂
参加資格:オーラルフィジシャン育成セコース受講診療所

■7月29日(土)
9:00~10 : 00 イントロダクション                                  熊谷崇    
「グローバルスタンダード」を目指す意義

・グローバルスタンダードを目指す診療室事例報告
テーマ「改善をして診療室はどう変わったか」
候補診療所
ISO9001の認証をうけていない診療所の発表
10:00~10:20  永森 司(富山)
10:20~10:40  佐藤克典(福島)
10:40~11:00  齋藤桂(秋田)

ISO9001の認証を取得した診療所の発表
11:00~11:20  鎌田秀一(宮崎) 
11:20~11:40  高森泰彦(滋賀)
11:40~12:00  竹内裕美(福岡)
12:00~12:20  千葉雅之(岩手)
12:20~13:00  質疑応答                                進行: 斎藤直之

13:00~14:00 お昼休み

14:00~14:20  浅井賢(大阪) 
14:20~14:40  永山裕(北海道) 
14:40~15:00  佐々木英夫(山形)
15:00~15:20  太田貴志(山形)
15:20~15:40  斎藤直之(山形)
15:40~16:30  質疑応答                               進行: 太田貴志

オーラルフィジシャン-Boston大学研修報告
2006年4月4日から4月12日までの9日間の日程でオーラルフィジシャン育成セミナーの卒業生を対象としたボストン大学研修が行われました。ボストン大学での講義、アメリカの衛生士学校の視察、開業医の視察など、アメリカの歯科医療に実際に見て、触れることができた非常に有効な9日間の研修でした。
その報告を2人の先生から行っていただきます。

16:30~17:00        井上敬介
17:00~17:25        久保郁子
17:25~18:00        柳与志晴(医歯薬出版株式会社)

■7月30日(日)
8:30~12:00 オーラルフィジシャン歯科衛生士部会からの発表

・ オーラルフィジシャン育成セミナー参加診療所で日吉歯科診療所にて研修をうけた
歯科衛生士に行ったアンケートをもとに、
・ 歯科衛生士が今何に悩んでいるか?
・ 院長はそれにどう答えればよいか?
~歯科衛生士から歯科医師へ、歯科医師から歯科衛生士へ~

より良い仕事環境を模索するワークショップ。  
オーラルフィジシャン歯科診療所 内部監査形式にて進行する
   オーラルフィジシャン歯科衛生士部会 責任者: 徳本美佐子 奥山洋実                             斎藤直之 太田貴志
                                       司会進行:堀尾芳裕 三浦綾子

12:00~13:00 お昼休み
 
13:00~13:30  小口道生(長野) 日吉歯科診療所を卒業した先生の診療所の発表1
13:30~14:00  菅野宏(富山) 日吉歯科診療所を卒業した先生の診療所の発表2
14:00~14:30  質疑応答、休憩 14:30?15 : 30 OHIS(Oral Health Information Suite)について
金谷史夫、大竹喜一
Roy C Page先生達により歯周病を“健康維持wellness”型へ移行するために、歯周病のリスク評価ソフトOHIS(Oral Health Information Suite)が開発されました。このソフトはインターネットを用いて、歯周病の正確なリスク評価や病気の重症度と範囲を数値化してとらえることができます。数値化した情報により、臨床家と患者が診断や個人の必要性に応じた治療プランを立てることが容易になり、正確な歯周治療の判断が可能となりました。それだけでなくこのソフトを使用することは、口腔健康の向上、複雑な歯周治療の減少、口腔保健医療費の削減、そして臨床家の収入増加にもつながると信じています。このソフトについてご説明をしたいと思います

15:30~16:00 発表の総括、サティフィケートの授与
16:00~17:00 まとめ(総評)                             斎藤直之・熊谷崇

◆チームミーティング参加者の声

  • つの大きな目標に向かって団結し、ベストコミュニケーションをとっている多くの医院の勢い、パワーを感じ、すごく刺激を受けました。これから、どんどん日本全国で同じ方針から生まれた各医院のデータが収集され、蓄積されていくこと、その時には、日本が変わり、ひいては世界から注目される日本に変化できると思うと、今後の展開がすごく楽しみだなぁと感じました。とても有意義な時間をありがとうございました。多くの携わった皆様に感謝します。
  • 院長がオーラルフィジシャンのセミナーを今受けていて、ISOもいずれ取得したいと、最近、色々な面で仕事が増え、正直イライラしていた。しかし、このチームミーティングに参加してオーラルフィジシャンとは何か、ISOを取得する意義が分かり、院長が今しようとしていることが納得できた。今は、まだMTMのシステムやデータ整理が確立しておらず、いきあたりばったりなので、まずはこれらを確立させることが大切だと思った。自分の意識改革が出来たと思うので、がんばって院長がしようとしていることについて行こうと思う。
  • 本当に参加する事ができてよかったです。今現在、MTMのシステムとはかけはなれた日々をおくっています。今回、院長とDH全員で参加できたので、少しずつ良い方向へむかっていけるような気がします。他院の様子も知る事ができて、今の問題も解決方法が、私個人として少しみえてきました。スタッフ同士・院長とも話し合っていきたいです。
  • 理念にもとづき問題点を分析、見直しし、患者利益のためにそれぞれの医院が進化していっていると感じました。医院の成長過程、様々な取り組みを聞き、チーム力に感動し、刺激を受けました。改めて気付くこともあり、とても勉強になりました。
  • 今まで、DHとして目標というものがなくただ夢を追い掛けて毎日過ごしていたが、短期・中期・後期という短かな目標から長い目標として分けていければ自分の身にもなるだろうし、毎日自分の少しずつへの成長と変化が見えてくるということが分かって、自分を少し見直さなければならなかったと思いました。今の診療所へのMTMというのが明確に把握出来てない分、それをKrに対しての説明がともなわない点。このセミナーを受けて、最度、みんなでミーティングをして組織作りをしなければならないと思いました。プロとしての意識を自覚しなければいけないとこのセミナーで得ることが出来ました。どうもありがとうございました。
  • いろいろな事を学びました。すごくいいなと思う内容があり、当医院でも実践してみたいと思うことばかりでした。ボストンに研修に行かれた先生方の話は、へぇーっと驚くことが多かったです。MTMを理解して実践していく上で、衛生士としての技術、知識、医療人としての心と常識が、とても大切だなぁと思いました。衛生士というのはとても魅力的だと感じました。
  • 同じ目標に向かって日々診療している医院が集まることで同じ悩みを抱えていたり、参考になる事がありとても良かった。先端をいっている先生方の話をきくことができ頑張らなくては!と思った。 ISOをまだ取ってない医院でイメージがあまりわいてなかったが、ISOを取ることでスタッフの価値観が統一されてよりよい医院になれば 大変だと思うがISOを取るに向けて頑張っていけたらなぁと思いました。やる気のあるDH.スタッフが多いなぁと感激☆しました。自分ももっと努力しなくては…と思いました。とても活キがあってよいと思いました。
  • 今回参加させて頂いて、患者さんの口腔を生涯守り支えていく本当の患者様利益を目標とした取り組みを、医院全体としてDr、DHの体t場から様々な発表を聞かせて頂いて大変刺激を受けました。プロのDHとして、目標に向かってできることから、自分で考え、院長と他スタッフがひとつになってやっていきたいと思います。
  • 今回、チームミーティングに参加するまで、“ISO9001”は言葉が聞いたことがあるけど、ほとんど中身を知りませんでした。実際に、ISO9001を取得した医院の話や、SAT事務局の方のお話を聞くことによって、ISO9001を少し理解できた気がします。と、同時に第三者の方にみてもらう事によって、質だけでなくモチベーションも上がっていくだろうと思いました。ISO9001を取得する前に、まだまだしなければいけないことが、たくさんあることにも気づきました。知識も技術も、先輩方に少しでも近づけるように、全ての患者さんに、最高の(できるだけ)処置がなされるように、学んでいきたいと思いました。今後もこのような場で刺激を受け、情報を得て、日々成長していきたいと思います。
  • 2日間強化合宿のようでした。とても参考になる内容ばかりでした。 ISOと言う言葉は知っていましたが、どのようなものなのかシミュレーションもあり、とても勉強になりました。そして参加してのスタッフ(私以外の若いスタッフ)の変化は「ISOを取りたい」と一言!私は心の中では思っていましたが、若いスタッフの一言で丸の内歯科の方向がまた一つ決まったと思います。まずは今回吸収したことを整理し、(レベルが高いことが多かったので~)できること、やらなければならないことを一つずつ確実にやっていきたいと思います。すべてが患者利益になるようにまた気合いが入りました。
  • DHの評価基準で、「できる」と「少しできる」で自分でわからない部分があると感じました。私はDH7年目ですが、なあなあになっている部分があったことに気付いたのと、自信を持ってできる仕事の分野に気づけていないので、自分自身の再評価が必要だと思いました。他のDHやDrとのモチベーションの状態や、私のスキルについて話し合いたいと思うようになりました。
  • どこも個性的な院長の話でとても楽しいミーティングでした。やはり院長に魅力があり、それぞれいろんな試みをして今に至っていることがよくわかりました。“やらない”ことと“やれない”ことは違うということを認め、また新たな気持ちで取りくんでいこうと思いました。年に一度でもこういうミーティングがあるといいなと思います。できることから少しずつやっていこうと思います。スタッフ全員をここまで連れてきたのは、同じ思いを共有してほしかったためであり、チームの基盤作りに役立てたのではないのでしょうか。
  • 内容的に非常に充実していました。特にボストン研修、DH部会の発表がよかったと思います。ただ初日のOPの発表会ではISOにこだわりすぎているように感じました。意図的なのかもしれませんが……。できればISO取得していない医院の発表、ISO取得に失敗したケースなどをもっと聞きたかったです。
  • 2日間に充実した内容の講演があり胸に熱い思いを持って臨床の場に帰れることを幸せに思います。 Oral Physiician セミナーから1年、医院改革を急速にすすめてきました。その中で一番変わったのは院長の概念がはっきりしたことです。その分、ついてこれないスタッフが明確になりました。本来の“Ptの健康を守る診療室”で常に学び続けることについてこれないスタッフに頼りながら治療していることが一番問題だったと気づきました。医院の理念にあわない人はやめて頂き、本来の目標に向かって、再スタートをきる勇気をもらいました。ありがとうございました。
  • どの先生も医院に対しての思い、診療理念に独自の考えがみられ、またその話が聞けて非常に良かった。 ISOの取得をした医院の発表では、どの医院も苦労していることがわかった。ただし今回は当医院のスタッフも講演を聞いて、そのような取得を本当にできるのだろうかという、不安も感じてしまっているようであった。苦労話が強調されしすぎてしまったように思える。
  • ISOの理解が出来たことが成果です。又、MTMで太田先生が述べられた、日吉歯科の診療状態の変化は、DF受講者として、心強く思うお話でした。本来チームミーティングは、スタッフと共に医院の力量アップ、意識統一が目標と考えますが、当院にとってISO、MTMのスタッフの動機付けになった(初めての話なので、どうにか“さわり”を知った)と思います。
  • MTMを実践していくにあたって、DH部会の方も言われているように、「プロのDH業務を行うことが出来る。」「その力を自分たちで身につけることが出来る。」DHを私も目指していきたいと思います。まずはきちんとした知識や技術を習得し、患者さんの健康を一生涯守り育てていけるMTMを実践していきたいと思います。
  • 私は今年衛生士学校を卒業して、この歯科医院で働くようになって4ヶ月が経ちました。まだ医院の中の仕組み等理解できておらず、先生との意見のやりとりもほとんど無いような状況です。今回、他の歯科医院の発表を聞いて一番興味がもてたのは長く続けていくためにはどうするかです。今のままでは結婚したとしたら続けていけないのが現状です。今のところそんな予定はないので心配はいりませんが、私は生涯をつうじてこの仕事を続けていきたいと思っています。この2日間でその思いはもっと強くなりました。
  • 一人の患者さんを生涯に渡り、健康を守るという長期目標を私個人だけではなく、医院全員で共有し明日からの診療をやっていきたい。・衛生士にトシなんてないという言葉で、40才を過ぎ、トーンダウンしている最近の自分を反省しました。
  • グローバルスタンダードを目指す先生方の質の高い医院の内側をスタッフ全員で知る事ができました。それにより、普段仕事をしてゆく中で、なかなか言い出せず、見て見ぬふりをしていた自院の、まず基本的な問題点に対し、意見を発表しやすいふいんきになってくれたような気がして、すごく良かったです。1番感じたのは、自分のプロとしての力量不足の認識です。患者さんの理解を得るため、DHの評価基準の42項目の内容を1つ1つクリアして行き、顧客満足度を高めていかなくてはと強く思うことができました。
  • 多くの診療所の活動を聞くことができ、とても刺激を受けました。 ISOの取得は治療の質、メインテナンスの質、医院の能力を評価する手段であり、取得したことでよりよく改善し、進化していく必要があるのだと感じました。そのためには診療方針目標を明確にし、P.D.C.A.サイクルは欠かせないことだと思います。患者さんにとってよいことは何か問題点を知り、解決し、質の高いメインテナンスを目指し、快適な診療を心がけ、通い続けたいと思ってもらえるよう、情報提供をしっかりと行い、コミュニケーションが大切だと思います。また、客観的にみることができたので、院内での仕事の責任の再確認をすることができました。
  • 発表を行った医院の方々が皆さんとても一生懸命頑張っていらっしゃる姿を生で聞く事が出来て、良い刺激になりました。私達の歯科医院も頑張らなくてはとあらためて思いました。内部監査形式のディスカッションを見ていて、質問1つひとつを自分に置き換えながら話を聞いて、自分の医院ではどうだろうと考えながら見る事はとても勉強になりました。また、自分が監査員として質問する側に立った時にどのように聞いたらよいかなどの参考になりました。
  • 2日間、午前中の伊藤智恵先生のご発言は、重いけれど、気持ちのいいものでした。熊谷先生の提案なさる歯科医院の社会にはたす役割を考えますに、その哲学を理解し、地域に役立つ歯科医院として成長する事が、ひいては患者さんご自身が、ご自分の健康をプロモートできるという気づきの上で、ご健康維持なさって、豊かな人生を送って頂く、私達がサポーターになれれば幸いです。内容濃い、今までにない前向する会でした。ありがとうございました。
  • パワーをいただきました。当院の問題点が明確になったことは有意義でした。と同時に当院の良いところ、メリットもはっきり見えてきました。MTMを導入したばかりですが、根づかせ、花を咲かせたいですね。当院では一般診療、矯正、インプラントを院長一人で行っています。DHもその窓口に全部対応してくれています。この有能なDHにさらなるスキルアップしてもらう動機づけにチームミーティングはなったと思います。院長、スタッフが楽しく仕事ができるようにどうサポートしていったらよいか、私のテーマです。
  • システムというのはその歯科医院(又は院長)の診療フィロソフィが第一にあり、それを実現する高い技術と知識が確実にあり、それを「効率よく」マネージするためにシステム化するというように利用されるものだと思います。つまり道具ですね。でも、プレゼンテーションには前提となるフィロソフィと技術と知識の提示がなく「道具をどう得たか」に終始している点が心残りです。プレゼンテーションにはその診療の技術と知識を提示したうえで、そこにどのようにシステムを利用しているのか、又は調和されているか視点を入れていただきたいと思います。(そういう意味で山形3人組はさすが!でした・・・それに小口君、宏君も・・・さすが!の教育を感じました)
  • 初めての参加で、第1日目はわからない単語や話が多かったですが、2日目が終わる頃には大方理解できました。ISOの経験談などは苦労話だけでなく、もう少しISOの導入によって改善された点、患者さんへの利益etcを具体的に聞けると私のような初心者にも目的が伝わりやすかったと思います。
  • 今までみた診療所とは違ってグローバルスタンダードで患者さんの利益を考え、スタッフが働きがいのある診療室を作ってらっしゃる先生がたくさんいることに知り、よい刺激を受け、将来へ向けて2日間チームミーティングに参加して本当に良かったです。来年度以降も是非チームミーティングに参加したいと思いました。また、目標を掲げ、スタッフ全員と考えを共有し、歯科医師・歯科衛生士共に質の高い医療を行っていくにはISO認証が必要不可欠だと感じました。今回をきっかけに自分がどのような歯科医師になりたいか、地域性を考慮しグローバルスタンダードな診療所をどのように作っていくかを考え、短期・中期・長期目標を立てて今後達成できるように頑張って行きたいと思います。
  • 今回、チームミーティングに参加させていただき、日本の歯科治療の遅れに改めて気づかされました。オーラルフィジシャンとは何なのか?すら、お恥ずかしながら今年大学を卒業したばかりの私には未知の世界だったので、このような素晴らしいセミナーに参加できたことを幸いに思います。全てのDr・スタッフが熱い情熱を持って、熊谷先生の下目標を一つに一丸となっているのが肌で伝わりました。本当にありがとうございました。また是非参加させていただきたいです。