東京チームミーティング2022について
「日本の社会的課題」この言葉を見て、皆さんは何を想像するだろうか?社会医療費の高騰、少子高齢化、貧困化(もはや先進国とはいえない!?)、長寿だけども健康寿命はそれなり。端的に言えば多くの人が日本の未来は明るくないと感じていることだと思う。
誰しも歯の治療に行く前は暗い気分になるだろう。しかしここ20年で歯科医院という存在は痛い時だけ行く場所から予防のために行く場所に変わってきた。予防歯科での通院は暗い気持ちにはならない。予防歯科は余計な治療を減らせるだろうし、健康な歯があればいつまでも美味しく食事ができる。
わたしたち歯科医療関係者は、日本の未来を明るくさせる存在になり得るのではないか、予防歯科の社会実装が進めば、日本の未来が明るくなるのではないだろうか。
ではどうやって広げるか。たとえばSDGsの取り組み事例のひとつであるマイボトルにしても象印やスターバックスなど企業との協力、協働により市民権を得ている。全国民を予防歯科に受診させることはいきなりマイボトルを全世帯に送りつけるようなものだろう。(少しまえ全国民にマスクが送られてきたように!)
社会実装の第一歩として然るべき関係者を巻き込むことが要求される。一見当たり前のようだがこれがなかなか難しい。過去さまざまな企業との連携を試みたがより良い関係を継続できた企業もあれば、そうはならずに関係が解消した企業もいる。そういった状況のなかでより良い関係を継続できた代表的な企業として富士通との取り組み事例を本パートでご紹介したい。
- 1999年3月
- 東京医科歯科大学 卒業
- 2004年6月
- 東京都西東京市 アップル歯科クリニック 開設
- 2014年10月
- 医療法人社団ADC 設立
- 医院HP
- 医療法人社団ADC
アップルデンタルセンター