2020年、一般企業や医療系の社会人大学院などで「令和時代の予防歯科」というテーマで口腔領域の講話をさせていただきました。参加者の皆様より生活者ならではの視点から意見をいただきました。予防歯科を社会に広めるためには、様ざまな視点や方法が必要ですからこれは貴重です。また特筆すべきはこのような場で出てきた意見が必ずしも消費者目線だけではなかったということです。消費者目線であれば歯科に対して「FAST早い /EASY簡単に /CHEAP安い」という表面的な価値を追求するでしょう。しかしながら生活者目線は、本質的な価値を考えるようになると思います。すなわち「SLOW十分な時間をとり /SAFE安全に /EFFECTIVE効果的に」です。