開業前の歯科医のための新OPセミナー

開業前の歯科医のための 新OPセミナー

日吉歯科診療所は、真の患者利益を考えた歯科医療のあり方を追求し続けてきました。

メディカルトリートメントモデル(MTM)やメインテナンスの普及により、一生涯に渡って口腔の健康に寄与できる歯科医師を育成すべく数々のセミナーを行ってまいりました。

卒後間もない若い歯科医師向けには「プレオーラルフィジシャンセミナー」を開催し、全国各地から学生、歯科医師の参加がありました。受講生の多くは理念や哲学に共感できる一方で、具体的に何をどうしたら良いのか分からず、結果的には従来の診療スタイルから脱却することが難しかったように思います。

現在日吉歯科診療所で勤務している私たち自身も、学生時代に受けた熊谷先生のセミナーをきっかけにこの医療を志すようになりました。MTMにおいて必要となる規格性のある資料採得や患者教育の手法など一つひとつをとってみても、知っていることや見聞きしていることとそれを実践できるようになることには大きなギャップがあると日々痛感しています。MTMをシステムとして捉えテクニックや方法論だけに偏ることが論外であることはもちろんですが、確固たる理念を礎にし、それを目の前の患者さん一人一人に対して行えるようになるためのノウハウや技術もまた欠くことができないと感じています。

私たちにとっての一番の理想は、カリエスフリー・ペリオフリーを実現し「KEEP28」が日本において当たり前になることですが、実際に来院される患者さんの多くは治療が必要な歯を抱えていることがほとんどです。こうした患者さんたちに対して将来的な口腔の健康を提供するためには、治療の質を担保しなくてはいけないことも事実です。エビデンスに基づいた診断と質の高い治療技術も、この歯科医療には必要不可欠であるとも言えます。

真のOral Physicianであるためには、一般的治療技術に関してもまだまだ学ぶべきことがあると思っています。また逆にOral Physicianで手を付けるべきではない症例、各分野の専門医と連携をとるべき症例についてもその判断が適切にできるような視点を身に付けなくてはなりません。

これまでのプレOPセミナー同様、本当に価値のある歯科医療のあり方として同じ志や理想を共有できる仲間を増やしていきたいという想いを出発点に、より具体的にMTMを実践できるようなトレーニングを追加し、またOral Physicianとして必要となる一般診療のスキルアップまでを含んだ総合的な学びの場をいただきたいと熊谷先生にご相談致しました。

そこで、熊谷崇先生をはじめとし、保存修復・補綴処置では辺見浩一先生、歯内療法では田中利典先生、歯周治療では加藤雄大先生という各分野でご活躍される先生方にご登壇いただくこととなりました。

 

 

将来を見据えた新しい歯科医療への道に一歩踏み出してみませんか。

熱い想いをもった皆さんと酒田でお会いできることを楽しみにしております。

日吉歯科診療所 石山莉奈・家泉裕香・熊谷崇

講師紹介

熊谷崇
Takashi
Kumagai

座長

石山莉奈
Rina
Ishiyama

日吉歯科診療所 勤務医
(東北大学歯学部卒業)

家泉裕香
Yuka
Iezumi

日吉歯科診療所 勤務医
(東京外国語大学外国語学部卒業
昭和大学歯学部卒業)

加藤雄大
Takahiro
Kato

歯周治療担当

辺見浩一
Kouichi
Henmi

保存修復担当

田中利典
Toshinori
Tanaka

歯内療法担当
川勝歯科医院

このセミナーについて

OP Seminar

セミナー参加者は12月の第1回目を受講した後、第2回3月までの期間中、当院の見学を申し込むことが可能です。1回につき2~3日程度、同時期に2名までとさせていただきます。詳細については第1回目セミナーにてご説明致します。

各治療分野の先生方のセミナーについては現在内容を調整中です。参加者の方には後日詳細を改めてお知らせ致します。

今回のセミナーでは講義を聞くだけではなく実習や相互のプレゼンを含むため、これを実現可能な人数設定とさせていただきました。

これまで数多くのセミナー・講演を行ってきた経験から、既に臨床経験が長く従来の歯科医療を続けてきた方が新たに本セミナーの目指す診療スタイルを取り入れることは極めて困難であると考えております。そのため歯科医師としてスタートを切ったばかりで従来の歯科医療に染まり切っていない若手歯科医師に限定させていただきました。

Oral Physicianとして必要最低限の治療をできるようになることを目的としています。ご登壇いただく講師陣の中には専門医の先生もいらっしゃいますが、専門医の治療・高度な治療・ドラマティックな治療を目指すものではありません。基本的な治療を基本に忠実に実践するための技術を習得する内容になります。

実際の臨床に活かせる能力を身に付けるためには講義や実習だけでは不十分であると考えました。日々の診療の中で本セミナーの内容がどのように反映されているのかを互いに評価・考察し合うことで、参加者の皆さんがより早くそして確実に成長できるよう発表の場を設けることと致しました。

酒田市の積雪状況により来院が困難となる可能性があるため冬季のセミナー開催は行わないこととしました。また、第1回目受講後からMTMの症例を集めるのに十分な期間が必要であると判断致しました。

全5回にわたるセミナーすべてに参加して初めて完結する内容となっているため、日程的な問題によるいずれかの不参加も認めないことと致しました。また各講義・実習内容に即したケースプレゼンも必要となるため、環境面や勤務先の承認などでこの実現ができない場合は今回の受講はお断り致します。
同様のセミナーをもう1ターム実施する予定ですので、そちらをご検討下さい。

会場

日吉歯科診療所(酒田)研修室および診療ユニット

【第1回】

2021年12月4日(土)

13:30
・受付開始

14:00
・諸連絡
・熊谷崇先生講義
・休憩
・MTMについて スライド+ビデオ
(石山・家泉)
・質疑応答
・写真撮影

18:00
・懇親会場へ移動

19:00
・懇親会開始

21:00
・懇親会終了

2021年12月5日(日)

石山・家泉による講義・実習

8:30~
・受付開始

9:00~
初診時資料採得について

12:30
・昼食

13:30
初期治療について

15:00
・熊谷崇先生総括30分
・質疑応答

16:30
・終了

【第2回】

2022年3月12日(土)

14:15
・MTMケースプレゼンテーション前半(一人15分)

16:15
・休憩(15分)

16:30
・MTMケースプレゼンテーション後半

18:30
・休憩(10分)

18:40
・熊谷崇先生総括

19:00
・終了

2022年3月13日(日)

北欧歯科 加藤雄大先生
(EFP(ヨーロッパ歯周病学会)クリニカルガイドラインから学ぶ、世界標準の歯周治療)

9:00~10:30
・なぜMTMの初期治療として歯周基本治療が必須であるか?(歯周病の病因論、歯周治療の特性)
・歯周病の新分類
・歯周病に罹患した歯の予後判定、治療計画

10:30~12:00
・歯周治療ステップ1(口腔衛生指導、リスク因子のコントロール)
・歯周治療ステップ2(原因除去療法、SRPの手技)

13:00~14:30
・歯周治療ステップ2 続き(非外科治療の可能性、歯周治療のゴール)

14:30~16:30
・歯周治療ステップ3(基本的な歯周外科治療:アクセスフラップ)
・歯周治療ステップ4 メインテナンス

16:30
・終了

【第3回】

2022年4月16日(土)

14:15
・歯周治療ケースプレゼンテーション前半(一人15分)

16:15
・休憩(15分)

16:30
・歯周治療ケースプレゼンテーション後半

18:30
・休憩(10分)

18:40
・熊谷崇先生総括

19:00
・終了

2022年4月17日(日)

恵比寿ヘンミデンタルオフィス 
辺見浩一先生

・保存修復治療における診断の重要性
・臨床の中で生活歯髄とどのように向き合っていくか
・ドリリング&フィリングからの脱却
・MIを臨床の中で本当の意味で実践するために必要なこと
・齲蝕除去の最新の考え方
・修復と歯髄、歯髄保存治療の長期経過を担うのが接着修復
・介入が必要な「深在性齲蝕」とは?
・拡大視野の必要性

・修復処置のケースセレクション

・ダイレクトボンディング
 ーダイレクトボンディングとは?
 ーダイレクトの窩洞形成
 ー接着の基本的な知識
 ー歯牙の解剖学的形態

・インダイレクト
 ーセラミック修復の現在
 ーセラミックと接着
 ーセラミックインレーの形成
 ーセラミックインレーの接着
 ーセラミックアンレー〜オーバーレイ形成
 ーセラミックアンレー〜オーバーレイの接着

・臨床ケース

【第4回】

2022年5月22日(土)

14:15
・保存治療ケースプレゼンテーション前半(一人15分)

16:15
・休憩(15分)

16:30
・保存治療ケースプレゼンテーション後半

18:30
・休憩(10分)

18:40
・熊谷崇先生総括

19:00
・終了

2022年5月23日(日)
川勝歯科医院 田中利典先生

9:00~12:00
OPに必要となる基本的な歯内療法について
・病因論、治癒のメカニズム
・問診、口腔内診査、エックス線写真診査
・治療計画、意思決定
・根管形成

13:00~16:00
OPに必要となる基本的な歯内療法について
・根管洗浄
・根管貼薬
・根管充填
・ポストコア、ガッタパーチャの除去
・根管充填後の対応と予後

16:30
・終了

田中利典先生 抄録

一般歯科(保険診療)において、歯内療法は術者の精神的・経済的負担が最も大きい診療分野と言っても過言ではありません。低い保険点数に目を向けてしまうと「一回あたりどれだけの時間でこなすべきか」という考えに囚われてしまい、歯内療法の正しい術式・対処法の考え方が薄れていってしまいます。その結果「短時間で済ませる良い方法はないか」というテクニックだけを追い求めることになりかねません。特に、若い歯科医師においては職場環境によって上記のような治療方針を求められる場合があり、いわゆる「従来の診療スタイル」に染まっていき、いつしか脱却することが極めて難しくなってしまいます。

本講演では、歯内療法の基礎をお話しし、保険診療でも治療効果を最大化する知識と技術をお伝えいたします。OPという医療哲学を実践することと同じく、基本に忠実に歯内治療を実践する環境を整え、1ヶ月後のケースプレゼンテーションに向けて取り組んでいただきたいと思います。

【第5回】

2022年6月18日(土)

14:15
・歯内療法ケースプレゼンテーション前半(一人15分)

16:15
・休憩(15分)

16:30
・歯内療法ケースプレゼンテーション後半

18:30
・休憩(10分)

18:40
・熊谷崇先生総括

19:00
・終了

19:30
・懇親会開始

21:30
・懇親会終了

2022年6月19日(日)

9:00~12:00
・総まとめのケースプレゼンテーション

13:00~16:00
・総まとめのケースプレゼンテーション
・熊谷崇先生総括

16:30
・終了

GOAL

・歯科医療哲学「真の患者利益の追求」←→今の日本の歯科の実態

・MTMの目的・流れの理解

・初診時資料採得の内容・方法の理解

・初期治療時の内容・説明方法の理解

・口腔内写真撮影法の理解・実践(セミナー後の練習法)

・デンタルの位置づけ実践

・クラウドを活用した情報提供

・同じ志をもつ仲間との出会い

費用

¥220,000/人(税込み)

5回分のセミナー受講費および日曜日の昼食代と懇親会費2回分を含みます

※交通費および宿泊費は別途各自でご負担いただきます

入金先

口座名:サット・エクスパンション
三菱UFJ銀行 春日町支店(店番号062)
普通預金
口座番号:0054560

  • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いします
  • 応募は入金をもって確定とさせていただきます
  • ご入金いただきその後キャンセルになった場合は、いかなる理由でも返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。

定員

16名

参加条件

以下の条件をすべて満たす者

・申込み時点で臨床研修修了後5年以内である
(例)2021年に応募できるのは、2016年度(2017年3月)以降に研修修了した方です

・全5回のすべての日程に参加できる

・セミナー毎の予習(課題図書・論文の読了)と復習(ケースプレゼンテーションの準備)が毎回行える

・ケースプレゼンテーションのための患者の資料採得や治療が行える環境が揃っている

・ケースプレゼンテーションのための患者資料の使用・持ち出しを勤務先院長から許可される

・新型コロナワクチン接種を2回受けていること

・注意事項および備考に了承できる

申込み方法

申込みフォームに入力をお願いします。

申しこみ前に志望動機書(Word形式・1200字)を作成し、申しこみと同時にお送りください
志望動機書のファイル名は「志望動機書(全角スペース)お名前」とし、SAT事務局(info@sat-iso.net)にメールにてお送りください。

選考

先着順ではなく志望動機書により参加者を選考させていただきます

参加の可否は10月下旬までを目処にご連絡差し上げます

持ち物

院内シューズ、実習がある時は白衣、筆記用具

懇親会

第1回目の12月4日(土)19:30~、第5回目の6月18日(土)19:30~懇親会を行います

会場等については参加者に別途ご連絡致します

交通宿泊手配について

交通宿泊手配につきましては、申込依頼書をご記入の上、メールまたはFAXにて下記にお願いします。

名鉄観光サービス株式会社 銀座支店
〒104-0061
東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル8階
TEL : 03-3572-0511 FAX : 03-3571-7447
担当:渡辺 尚子/清田 浩之
メールアドレス:sat@mwt.co.jp
申込依頼書PDF エクセル

注意事項

・新型コロナウイルスの感染状況および旅客機の運行状況等により、セミナーを延期する場合があります

・セミナー期間中の録音・録画は一切禁止です

・配布資料を勤務先以外の者へ開示する行為・SNS等で公開する行為は禁止です

・参加者が16名に満たない場合(応募者多数だが参加相当と認めた者が16名に満たない場合を含む)はセミナーを開催しない可能性があります