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自宅に居ながらにして、熊谷先生のお話を聞き、患者さんの声を聞き、刺激を受け、初心に帰ることが出来る…とは、なんとありがたい事でしょう。
そして、ごくごく個人的な感想になりますが、自院の様子や共に働くスタッフがテレビに映るというのは、感慨深いものがありました。
このような番組によって、1人でも多くの方々(患者さんも、医療従事者も、行政も、企業も…)が、今の日本の歯科医療に対して、ありえない、何かおかしい、と疑問を感じ、本来あるべき姿にすべく力を合わせて行ければ…と感じました。
熊谷先生が長年にわたり種を蒔き続け、当院にも芽が出て、番組内で紹介された訳ですが、やはりメディアの力は大きく、少なからず反響がありました。
このような医療を知り、求めてきた患者さんのためにも、しっかりと根を張り、その期待に応えることの出来る歯科医院であらねばと、気が引き締まりました。
ただ、迎合するのでなく、患者さんの理想が実現不可能なものであるなら、その誤解を解き、きちんと現実を教え、導き、より良い未来を共に見つけることの出来る歯科医師でありたいと思いました。
また、U20担当医としては、家族受診されているお子さんがご家庭でフロスを配る姿、学校で歯の授業を受けた生徒さんが唾液に感謝を述べる姿が印象に残り、微笑ましく拝見しました。
ふじ子先生がおっしゃっていたように、健康な大人を多く世に送り出すべく、健康な子供たちとその親御さん、子供たちに関わる人々に、このような医療の存在や歯の大切さを広く伝えていかなければと強く感じました。
一度に多くの方に情報を届けるという点ではメディアの力には遠く及ばないかもしれませんが、目の前の患者さんや、子供たちに関わる職種の方などにアプローチし、地域一体となって共に教育していけるよう、少しずつでも活動していこう、と今後の診療・活動に向けて、気合が入りました。