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カンブリア宮殿を見て。日吉歯科での初期治療の様子を見せていただきました。まず衛生士が口腔内の環境を整えたり、唾液検査や実際に細菌を見てもらっていました。媒体を使って説明することで自分の口腔内の状況を理解でき、患者さん自身も「前とどんなふうに変わっていくのか楽しみ。予防が大事だと分かった。」とモチベーションが上がっていることがわかりました。口腔内環境が整ってから治療に移ることで質のいい治療ができたり、治療が終わってからも予防に努め再発を防止できるのだと思いました。
そして、日吉歯科には市民の1割の人が通っていて、小学校でも各学年に衛生士がついて指導したり、先生が授業を行ったり、家族みんなで歯磨きやフロスをする習慣ができているということもわかり驚きました。そういう姿を見て、市民のみんなが歯に対する意識がすごく高いんだなと感じました。
開院当初は予防歯科について患者さんに理解してもらえず、大変だったと聞きましたが、今ではこのように予防に努める患者さんがたくさんいることがわかりました。これは熊谷先生や日吉歯科のスタッフが方針をぶれずに行ってきた成果だと感じました。今までの歯科は治療がメインで衛生士はあまり活躍していないイメージでしたが、予防歯科では衛生士がメインで口腔内を管理していきます。そして患者さんに担当衛生士がつき長い付き合いができるので、やりがいを感じられると思いました。その分責任もあるのでこれから患者さんの歯を守っていけるよう、知識や技術をもっと学び、患者さんに将来自分の歯で過ごしてもらいたいなと感じました。カンブリア宮殿をみて改めて予防の大切さや、衛生士の重要さを感じるとてもいい機会になりました。