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「自分の歯を知ることが健康の原点である」この言葉が、酒田市民のみなさんにしっかりと根付いていることを知りました。学校の授業で予防について勉強している小学生の姿を見て、自分が小学生だった頃と対称的でとても興味深かったです。
特に、先生が用意した卵を二日間お酢に漬けておくとあんなにも溶けて柔らかくなってしまうことには驚きました。目で見て、触って、と内容がとても工夫された授業で分かりやすいと思いました。また唾液の持つ大切な役割を子どもの頃から理解しており歯に対する意識の高さを感じます。また学校だけではなく、家族ぐるみで自宅でのケアを念入りに取り組む姿がとても楽しそうに見えました。毎日のきちんとしたケアが習慣として身に付いていることで、生涯自分の歯で食べることが出来る秘訣に繋がっていくことを再認識しました。
どうして虫歯が出来るのか、なぜプロによるケアが必要なのか、自分はなにが原因で歯を失ってしまったのか、まず知らなくては予防の重要性を理解することは難しく感じます。
現在の状況を見て、この先の将来を見据えて改善すべきことを知っているのと知らないままとでは意識の変化を大きく変わってくると思います。改めて、歯を削り被せるだけの治療をすることだけで終わりではない。意識が生まれるのはやはり予防歯科であって役割だと実感しました。