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今回プロフェッショナルを見て、熊谷先生のブレない姿勢・情熱、今回も感銘を受けました。1番印象に残っているのは、土門さん(メンテナンスに来院していたがカリエス治療が必要になった患者さん)の部分です。なぜカリエスが出来てしまったか何十年分の資料をすぐに振り返り、担当DHとも話をし、患者さんに自分達の落ち度や患者さんの改善点を話されていました。患者さんは『メンテナンスに来ていたにも関わらず、虫歯ができていてショックだった』と話していました。起こってしまったことを変えることは出来ないが、ここでの介入が凄く大事だと思います。もしここで治療だけしてしまうと、何十年も変わらなかった意識は変わらないと思います。逆に不信感を持つかもしれません。今までプラークコントロールが不良だった患者さんの意識を変えるのは凄く大変なことだと思いますが、患者さんは自分のことを向き合って話される、やはりモチベーションも今後違ってくると思います。情報を共有して患者さんの人生をみていると感じました。私の担当患者さんにもメンテナンスで何らか理由をつけてセルフケアを行ってない方は頭に思い浮かびます、、。何度言っても変わらないので逃げ出したくなる気持ちになりますが、私は患者さんの歯を守るパートナーなので創意工夫して患者さんの行動を変えて見せようと思います。又、メンテナンス中にこのようになった事例も最近で2ケースという事にも驚きました。日吉歯科の患者教育・リスクコントロール等、凄いなと感じました。
あと、やはりデータの管理が凄いと思いました。患者さんと情報を共有する為にもやはり規格性のあるデータ管理は重要だと思いました。あれだけたくさんの患者さんのデータがあれば確かに説得力のあるアドバイスができるなと思います。
また岡先生の気持ちも理解出来ました。つきやま歯科も導入直後は凄く大変だったなと思い出しました。最初のデータは今後の変化を見る為にも凄く重要です。でも熊谷先生が言う通りサリバテストなくしてカリオロジーの理解は難しいと思いますし、カリエスリスクを見ることは出来ません。本当に大切なツールだと思います。また、今はつきやまには説明用ツールのデンタルフラッシュもあり以前に比べ環境は整ってるな~と改めて思いました。
今回プロフェッショナルをみて、俄然気持ちが高まりました。熊谷先生のお言葉をかりて、、今後も情熱を傾けブレずに目的を達成していきます!
・患者さんの感想
この方は、初期治療を経て治療中の患者さんです。治療が結構長引いている為セルフケアを以前に比べ怠っていたそうです。ですが熊谷先生が土門さんに説明しているのも観て改めてセルフケアは大事だと思いその日からまた再開したと言っていました。