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今回の放送に当たって、患者さん以外にも、家族や知人にもぜひ観るようにと声をかけていました。
その人達の感想も書かせて頂きます。
〈歯科医療従事者ではない知人の感想〉
『親知らず抜歯後の抜糸に行く予定だが、その時にメインテナンスの予約も取 らなくてはと思った』
『一緒に観ていた子供2人がフロスを使ってみたいと言い出した』
『歯のことは気になるし、メインテナンスも受けたいと常々思っているが、ど この歯科医院を選んで良いのかわからず、最初の一歩が踏み出せない。しかしこのような医療を行っている医院なら安心して通えそうだと思った』
『最初は唾液検査の料金が高いと思っていたが、熊谷先生のお話を聴いていたらむしろ安いと感じた』
〈歯科医療従事者である知人の感想〉
『MTMを導入するのはとても大変そうだが、歯科衛生士としてこれほどやりがいのあるものはない』
『医療人は、熊谷先生のような人であるべきだと思う』
〈患者さんの感想〉
『歯科衛生士富塚さんの「強く言い過ぎて、患者さんが来なくなることの方が良くない」という考え。確かにその通りだし、歯科衛生士がそこまで考えて患者さんと向き合っているとは知らなかった』
これは、2人に言われたので、おそらく私が厳しすぎるのだと思います。
『家族や周りの人にも受けてもらいたいと思った』
『つきやま歯科で受けている医療の意味を、改めて理解できた』
そして、私の感想としては、番組冒頭に登場した日吉歯科の患者さん方。
85歳で美味しそうにスルメを食べる男性、75歳、28本の歯でリンゴを丸かじりする男性、そして92歳で23本もの歯を持ち、ご夫婦で生き生きとした老後を過ごされている…U20においても、8割以上が20歳になるまで永久歯に虫歯を作らない。
日吉歯科のこれまでの取り組みのほぼ全てが集約されているように感じた映像でしたし、この映像に衝撃を受けた人も多かったようです。
医療人というものは、熊谷先生の言葉の通り『患者の人生を診ていくこと』
『ライセンスを持つ者の責任』を背負っていかなければならないと改めて痛感しましたし、それを全うするためには『ぶれない志』が必要です。
ましてや、人の身体を扱う医療の道ですから、なおさらです。
歯科衛生士として、果たして自分は本当の患者利益を提供できているのかどうか、省みるシーンも多かったです。(前述の富塚さんのシーン等)
そんな中、一人の担当患者さんが『色々な患者がいる中、患者の一番近くで良い方向へ導いているのは衛生士だから、今度は衛生士に焦点を当てて特集すると面白いかもね』ということをおっしゃっていましたが、確かに、歯科衛生士の本来の業務や可能性がまだまだ知られていない日本ですから、日吉歯科の衛生士さんを初めとするOP医院の衛生士さんの苦悩ややりがい等を知っていただくことは良いことなのかもしれません。
最後に、痛みや困りごとがあってもなかなか歯科を受診しない私の父に対して、メインテナンスにきちんと通う普段無口な母が番組終了後に発した第一声が『お父さんは、いつになったら改革を起こすの??いずれ起こさなきゃいけない改革なら、遅いより早い方がいいよね?』だったことも付け加えさせて頂きます。