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「患者教育」とは…
私が今回感じたことは、本当の意味での患者利益です。
以前(MTM導入前)のつきやま歯科での取り組みは、「患者さんの気持ちに寄り添い、できる限り希望を聴く」に重きをおいていたと思います。
当時の私も、それが患者さんにとって良いことだと考えていました。
なので、MTMをスタート直後は、過去とのギャップを感じてしまいやりにくかったことを覚えています。
しかし、今となってみれば熊谷先生がおっしゃるように、「逃げない、ぶれない」でやっていくことで、自分も成長し、患者さん自信も成長されていることを実感しています。
プロとして、責任をもって「現状やリスク、対応策、メインテナンス」に取り組んでいくこと、患者教育を行うことによって、自分も共に学ぶことの大切さを身をもって感じています。
今までは、他人事だったり、真剣に捉えてもらえなかったり、治療に消極的だったり…。
特に、歯科治療そのものを安易に考えてある方が非常に多いことがショックでした。
虫歯は削れば治る。抜けばいい。ぺリオの治療はいい。
歯も、体の重要な一部であり一度手をつけるともとには戻らないのになぁ。と思うことが多々。
そういう患者さんが多いです。またこれが今の日本では当たり前なのかもしれません。
患者教育をしっかり行うことで、正しい知識と理解を得ることができ、理解できると、歯の大切さも予防の重要性も自然と分かってくるものです。
「前のつきやま歯科さんとは変わったんですね、以前はこんなに抜きましょうとは言われなかったのに…。」といわれる方もが、近い将来は0になってもらえるように。
これからも、私はプロとして知識の向上や技術面でのレベルアップをしていくつもりです。
そして、その力をふんだんに活用し「逃げない、ぶれない?」で、患者教育を行っていきたいとかんがえます。
また、その上で重要なこととして「患者さんとの距離を適度に保つことの大切さ」もわかりました。こちらか真剣にお伝えすることができれば患者さんにもすくなからず変化が在ることも判ってきました。
まだまだ、やることはいっぱいです。
つきやま歯科一丸となって、ぶれずに本当の意味での患者教育と患者利益、そして自分達の利益も産み出していきたいと思います。