SAT 真の患者利益のため予防歯科を中心にした歯科医療へ

活動報告


オーラルフィジシャン育成セミナー活動報告

◆2007年11月17・18日(土・日)


・このセミナーに参加して、メインテナンスのない歯科では、患者さんの利益につがながっていないということが、よくわかりました。 予防だけでなく、歯科の基本について、お話を聞くことができ、自分でも考えることができました。 MTMを実践していくためには、本当にDHの役割が大きく、自分の力不足を日々、痛感しました。技術だけでなく、コミュニケーション能力、人間性の向上、まだまだ未熟ですが、諦めず努力していきたいと思います。 規格性のある資料を確実にとり、データをとることがとても大変だということを毎回確認することができました。データをとるだけでなく、それを評価し、必ず今後に活かしていきたいと思います。 今回、症例発表をして、この半年に行ってきた自院のMTMについて、第3者から評価をいただくことができ、私たちが現在どのようなレベルにいて、何が足りないのか、何を改善したら良いのか、ということを知ることができました。 これから先も、医院で担当した患者さんの症例発表を行い、評価していきたいと思います。今回のセミナーのように、他の医院の先生達の意見なども定期的にいただけると、違う視点から評価を得られて良いのでは、と思いました。 1年前に4年間のブランクがありましたが、復帰しました。それまで、「メインテナンスって何?」という状態でしたが、現在は、歯科衛生士はすばらしい仕事なんだ!と思うようになりました。自分の仕事に誇りをもってできるので、日々充実しています。


・「MTMルールがあっても効果的に実行されていない、スタッフの意識、自覚の不均一がある、それによりデータ収集がまちまちになってしまっている」これが1回目の問題点をしてOPセミナーを受けた感想として挙げていた私の感想だった。 2、3回目とこの半年間のうちにかなりの部分、とくに診療室内の整備はできつつある。ISO取得して丸2年になろうとしている。 私としては、1年目は合併することにより、各医院に通われていた患者さんから喜んでもらえるようにしたいと思った。システム・スタッフ一丸となるためにISOを利用した。それにより1つの事に対してあいまいな部分が明確になったりして、トラブルが軽減された。 2年目にはそれを確定にしようとさらに強化していった。しかし、その外箱だけができていて、一見できているようにみえても、医院の診療の内容を充実されていないようなことが分かった。それをOPによって実行することができた。来年は作ったシステムと今年の流れを融合させて、ステップアップしてきたい。


・今回最終回のみですが、初めてセミナーに参加させて頂き、大変勉強になりました。それと同時にMTMについて、さらに勉強が必要だと思いました。いろいろな症例を見て、写真については良い点、悪い点が見分けられる様になっていきている事に気がつきました。 サリバテスト等では、菌の特徴や性質についてより深い知識を理解が必要だと反省しました。 日吉歯科での衛生士業務、MTMの流れを実際に見たり、お話させて頂きたいを思いますので、機会があれば、このような会にも参加させていただきたいです。


・1回目に初めてMTMについてのお話聞いた時は、実際に取り入れるのは障害が多く、とても難しいと思いました。しかし、どのようの取り入れるか、その方法を考えること自体が自分の医院の現状を分析することにつながり、問題についても話し合う機会を持つことができました。 当医院は患者数が多いことと、院長以外の若いDrが多いこと等、特徴的で工夫の必要なところですが、今回の皆さんの発表を見せていただいて、どの方も前向きに一生懸命、壁に立ち向かっておられると思い、考察もとても参考になりました。 熊谷先生の各院に対する評価が、問題点(データに見えないような)をしっかり指摘していて、たくさんの経験を踏まえての流石の意見がとても参考になりました。私たちには分かりにくい医院全体のバランスのようなものを、大きな視野で据えることも大切だと思いました。 3回目は休憩が多く、空気の入れ替えをしていただけでとても助かりました。一生懸命聞きたいのに、頭がボーッっとしやすくて困っていました。


・改めてMTMや資料取り(規格性のある)の重要性を感じていました。特にMTMはそれぞれの医院によって、多少の違いはあると思いますが、始めからメインテナンスを希望されて来院する患者には、それにのせることがそれほど難しくないように感じます。でもそういう理由でなく、問題をかかえて来院した患者のモチベーションすることの難しさは日々感じます。 今回参加させていただき、十分なモチベーションへの時間のかけ方の大切さを実感させられました。今後の(以前からもそうですが)MTMを意識しすぎて患者利益を忘れがちにならないようにしたいです。


・以前から口腔内写真やX-Pの撮影は実践していたが、限られた時間の中で資料を撮らなければならないため、その時間に気を取られがちで、ある程度きれいに撮れていればいいかなと思っていたが、OPに出席し規格資料の必要性を再確認できた。 患者さんの口腔内を良好に保っていくためには、MTMの実践は必要不可欠だと思う。この実践を任されているDHとしては、大変な面も沢山あるが、とても重要だと感じる。「またこのDHに診てほしい」と思っていただけるDHに今後も成長していきたい。 「MTM=患者満足度の向上=口腔内の良好」だと思う。この実践をしっかり実施していこうと試行錯誤しながら、スタッフの皆でがんばっている姿をみて、院内の向上のためにもっと話し合いをしていきたいと思ったし、自分自身でできる限りのことをしていきたいと思う。


・データをとる事や資料の規格性を再確認することが、できたと思う。 多くの患者にMTMを取り入れるのは難しいというのは、変わらない。 他の医院での取り組みを聞くことができて良かった。


・今回3回目で初めて参加させてもらいました。 実際のMTMを自薦してみて良いと思ったことは、これまでのリスク把握をするにあたって、唾液検査を行う、食生活の問診表など患者さんに書いてもらう等の流れはありましたが、いつの時点で行うか、人によってするタイミングが違い治療終了しそうな時になることもありました。それで初診・再評価など比較していくことができなかったり、ばらつきがありましたが、MTMの1回目、2回目などきちんと線引きできたので、全ての患者さんに同じように行うことが担当を持つ上ですっきりできるようになりました。そこから患者さんから得た情報をもとに、診る目を養っていき、その患者さんに合った指導をしていきたい。そしてフィードバックできるようにしなければならないことを再確認できました。 他院のみなさんもすごく頑張っているな、と印象を受けました。今回学んだことをもとに、院内の問題点の改善につながれば良いと思いました。ありがとうございました。


・他の歯科医院の症例を見させていただき、口腔内写真等足りないところが分かったので、医院内のミーティングで話し合いを練習する様にしたいです。 MTMを患者さんに伝えることが大変でしたが、分かっていただいた患者さんの紹介等でMTMの患者さんが増えて良かったと思います。 まだ、すべての患者さんにMTMができていないので、すべての患者さんに広めていきたいです。


・MTMを導入して、医院側にも患者さん側にもかなりプラスになりました。 メリットとしては、初診時に記録することで、治癒後の状態・経過が比較できるため、モチベーションがかなりUPしました。 デメリットとしては、MTMを導入したことで、1人の患者さんの診療時間が延びてしまい、1日のアポイント患者、保険点数が減少しました。 MTMを導入してまだ数ヶ月ということもあり、スタッフそれぞれが完全に把握しきれていない部分があったり、衛生士不足や準備や撮影に時間がかかっていたり、問題点は目に見えているので、これは必ず改善できる事なので、1日でも早く日吉歯科医院に近づけるように努力していきたいと思います。


・今回のセミナー3回受けさせていただき、MTMの流れにつきましては、無の状態からのスタートで、多くを学び、医院に帰って悩みながらも実行し、やっと今に至りました。 初日の最後に行った宣言で、「MTMをスタッフに伝えます」と言いましたが、スタッフへ共通に理解してもらうことがとても時間がかかりました。 結果が見えない唾液検査の導入は、特に患者さんへの説明でつまづくことが多く、スタッフ間で相互に意見を出し合い、先が見えたことにより、DVDも使いながら患者さんに自信をもって伝えることができるようになりました。1つの事に対して話し合うことが、日々の診療の中で見過ごされがちでしたので、今回のことをきっかけに個々のレベルアップから始め、診療のレベルアップ、患者さんの満足につながる様に努力しようと思います。 自分の口腔内に対して興味のない患者さんにMTMを通じて興味を持っていただけた時、MTMのデータを比較して治療成果を私自身実感できた時等、DHの仕事に対して喜びを感じ、さらに次へ進むようにと意識が高まりました。受講させていただきまして、本当にありがとうございました。


・「OP育成セミナー」には、今回の3回目から参加させて頂きました。 歯科医院に勤めて始めてまだ日が浅く、MTMについて深い理解が得られているわけではありません。しかし、症例発表および各先生方のお話を聞く中でMTMを実践することは、患者さんに良い歯科医療を提供する上で必須事項であることを感じました。 初診患者さんに検査を行う前に重要性について、説明することがあります。その人の現状を何も知らないまま、治療はできない、ということですが、私達スタッフが患者さんに向かい合うときにも言えることだと思います。 患者さんとのコミュニケーション、規格性ある写真撮影が正しく行えることは自分が治療を行う時にも説明するときも大きな力になります。資料作り(集め)、情報提供のための理解をこれから深めていきたいです。ありがとうございました。


・今回セミナーに参加させて頂き、MTMを行うにあたって、各医院とも色々な壁を乗り超えて、医院が良くなるように頑張っているな、と思いました。 各医院、患者数も、ユニット台数、スタッフ数、地域特性による患者さんの年齢層も様々で異なる中、こうしてそれぞれの医院の先生方や衛生士が集まることによって、抱える問題を発表し、改善策を考えることができ、とても貴重な時間でした。また、地域が違っても、同じ仕事をしている物同士、抱えている問題は同じだったので、情報交換の場としてもとても良い機会でした。 これから、MTMを続けていくために、患者さんとの信頼関係、スケーリング、ルートプレーニングの技術の向上、規格性のある口腔内写真の撮影ができるようにすることが大切だと思い、まだまだ練習が必要だと改めて思いました。


・今回、2回目の参加になりました。前回のセミナーでは、日吉歯科の皆さんのメインテナンスに対する意識の高さに驚かされました。今まで、口腔内写真等も撮れていれば・・・と甘い考えがあったと思います。しかし、どれだけデータが重要かということを改めて今回のセミナーで実感しました。これからは、もっと規格性のあるデータを残していけるようにしたいと思います。 ミーティングや勉強会などを通して成長できるようにしたいと思います。 新卒の私が、日吉歯科に来られたことを嬉しく思います。知識も技術面もまだまだな私ですが、これから日々勉強してスキルアップ出来るように努力していき、患者さんがメインテナンスの時に私が担当だから来てくれるようになれたらいいと思います。 今回は沢山勉強させていただき、ありがとうございました。


・この3回のコースを通して考えると、参加されている各医院が着実に変化していると感じます。 日吉歯科へ来て、セミナーを受けることで気づき、変わる部分がたくさんあると思います。本を読むだけでは、なかなか変われないところがあります。是非、院長先生方には実際に来ていただきたいな、と思いました。フリーランスDHとして、より多くの委員にOPの考え方を伝えていきたいと思っています。 DHの発表などの形で参加できると嬉しいです。 今後も、セミナーで受けた刺激を忘れずに、勉強を続けていきたいです。 また他のプログラムにも参加させて頂きたいと思います。


・今回始めて参加させてもらいました。各医院それぞれにMTMを実践していくために医院の現状把握、それに対しての改善をされているのがとても良く伝わってきました。  私の医院でも今年からMTMを実践していくことになり、始めはスタッフ皆が戸惑いましたが、それがなぜ大切かを院長から何度も話を聞いたり、資料を読んで実践していくと、今まで患者さんに伝えていたつもりのことができていないことに気がつきました。 この流れに沿って実行していくと、全ての患者さんに必要な資料や情報がもれなく収集・提供ができるようになりました。今まで理解してもらえないだろうと思っていた方にも、説明してみると、案外すんなり受け入れてもらえたことにびっくりしました。自分の思い込みで判断していたようです。 今後もっと自院なりのMTMを作成し、患者さん、スタッフともに満足できる医院になっていけるように頑張っていきたいです。

・自分で担当した患者さんの症例発表することで、普段の診療の中でもより規格性のある物を作ろうという思いが強くなりました。 患者さんのコミュニケーションの時間も増え、今案では口腔内の状態でしか、見ていなかったのに仕事や家庭、家族関係など、今までは全く分からなかった事が見えてきた気がしまし。これからもMTMを続けていけるように日々努力したいと思いました。

・3回のコースを受講してみて感じたことは、MTMを実践することは、本当に大変なことだということです。患者教育、スタッフ教育、個々のスキルの向上、診療環境の整備などやるべきことが山積している状態でモチベーションを維持していくことは大変だと思います。 他の受講生の発表を聞いて、どの先生も院長という責任ある立場で頑張っておられる姿がとても印象に残りました。 今回のコースにより(知識よりも)取り組みの姿勢ということが学べたように感じています。開業前に参加出来て、ある意味幸せだったと思います。頑張ります。ありがとうございました。

・他の医院のMTM実践の為の取り組みや解決策が非常に参考になりました。 また、既にMTMを実行されていた先生の問題が、将来自医院でも起こるであろうと思われました。今回でセミナーが一段絡する為、これから先一人旅にならぬよう、出来るだけオーラルフィジシャン向けのセミナーに積極的に参加していきたいと思っております。ありがとうございました。


・データ分析の重要性、いろいろな検査を近視眼的に考えるのではなく、継続する重要性を再認識しました。小児歯科の独立などプロセスが明確になった。


・勤務医のうちにOPセミナーを終了して、開業を同時にSAT with ISO9001を取れるようなセミナーをお願いします。


・日吉歯科医院で使用している(もしくは今後検討)データを管理するソフトや、他社のソフトなども紹介してもらえると最初から導入される先生は導入しやすい。 滅菌システムの流れや使用している機器を教えてもらいたい。 今後もセミナーに参加をできる限りしてMTMの実践に向けてモチベーションを落とさずにいきたい。


・実際に宿題をこなすことで、メディカルトリートメントモデルをより把握することができました。 他の先生の発表を聞くことで、自分の医院の問題点や良い点も確認できました。できれば、先生方のプレゼンテーションのコピーをいただけると嬉しかったです。


・予防を始めたのは昨年4月からですが、一言に予防といっても、自分たちはどの様に予防を進めていき、どこに目標を設定し、その為には何ができていて、何が足りないかを考え、ハードとソフトの棚卸を行いシステムの構築を行いたいと考えて受講させて頂きました。 MTMを実施することにより、多くの課題があることに気づくことができました。 院長がしっかりしたビジョンを持ち、明確にスタッフに伝え、チームで目標に向かって一歩一歩前進していきたいと思います。ありがとうございました。


・来院を拒むことは医療機関としてはできない。医院がMTMで成果を出し、それを求めるコンプライアンスの高い患者に次第に置換されていくことが、この過程はとても苦しいものである。 できるだけ、院長をはじめスタッフが息切れしないような継続可能はMTMシステムを作り上げ、患者の期待に応えてゆきたい。 樽を壊して作り直せば良いと言われるが、根本的には国民の意識が、行政の意識が、医療従事者の意識が、欧米に比べて遅れているに尽きる。このような土壌の中、一人でも多くの患者にMTMが利益になることを説き続けることが、パイニアとして最前線で戦う歯科医院に求められていると感じる。 信念は持ち続けなければ、と決意している。


・今回のセミナーを受講し、他院での取組みをケースプレゼンテーションで見させていただき、MTMを実行していく中での苦労した点など、自院を同じようなところがあり、自分への今後の励みになりました。とてもよかったです。今後しっかりした勉強を重ねていきたいです。


・自分の今後の歯科医院の方向性が決まり、大変勉強させていただき、感謝しております。SAT with ISOに向けて努力していきたいと思います。スタッフ全員が病院を変えていきたいと思います。 短い時間でしたが、ありがとうございました。


・育成セミナーを受講し、日々の仕事にやりがいができ、これまで以上に歯科の仕事が楽しくなりました。要望としては、育成セミナー終了後もMTM実践の維持のため、セミナーオブザーバー参加ができ、熊谷先生、その他の先生の貴重なお話を聞くことができれば幸いです。


・今まで自分ができていなかったこと、これから自分のやりたいことが明確になりました。 方向性を定め、しっかりと取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。