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OPセミナー チームミーティング28 |
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参加人数 | |
7月4日 | 424人 |
7月5日 | 432人 |
7月6日 | 423人 |
のべ参加人数 | 1279人 |
参加者の感想(抜粋31名分)
No.01
1日目
エリクソン先生の講演はとても面白く、楽しく受けさせて頂きました。
私たちの医院では、カリエスフリーの小児を増やしたいという目標を持っています。どの程度のカリエスの進行で、治療するべきか、私自身予防部のDHとしてメインテナンスを継続していく中で、見極める難しさを実感していました。
サリバテストやカリオグラムを用いてのリスク検査も行っていますが、果たしてそれが今持っている知識や説明で十分に活用できているかどうか不安を持っていました。
エリクソン先生のお話やスライドを拝見させて頂いて、また自分の中で消化できていなかった部分が明確になったこと、知識が増えたこと、歯科先進国での最新の情報が得られたこと、大変うれしく思っています。これからの臨床にいかせていけそうです。
チームミーティング終了後、日吉歯科を見学させて頂けたこともありがたく思っています。ありがとうございました。
2日目
日吉歯科診療所のDHさんはじめ他院のDHさんの発表が聞けるということで大変楽しみにしていました。MTMという基盤となるものをどのように活用し、どのように取り組んでいるのか、実施していく中で、どのような問題があるのか、私たちの医院と比較しながら聞かせて頂きました。皆さんスライドもお話も上手で大変聞きやすい発表でした。
私もMTMを実施していく中で、今でも時々行き詰まることがあり、自分の力量不足に頭を悩ませております。自分自身モチベーションも低下気味でした。ですが今回また目標とやる気がわいてきました。熊谷先生のお話にもあったように、期限を決めて明確な目標を立て、頑張っていこうと思っています。
中山先生のセミナーも今年の11月に受講する予定ですので、楽しみにしております。何でも当たり前にできるDHになるために良いスタートが切れそうです。
3日目
本日は私たちの医院の発表も院長よりさせて頂きました。ありがとうございました。
SATwithISOに取り組んでいる全国の医院の発表も聞かせて頂けたので、参考になりました。症例も見ることができて、私自身、医院のために何ができるかということも考えることができました。私たちがしていることは、間違っていない、真の患者利益というのは、こういうことだと再認識できました。
まとめ
私はDH3年目です。チームミーティングは初めて参加させて頂きました。3日間のミーティング、一度も一秒も眠らず、しっかり全てを見て帰ろうと決めていましたので、全講演、全発表を全て拝見させて頂きました。
DHという仕事が重要な役割であること、川原歯科医院で私がするべきことたくさん見つけることができました。私は院長のもとで働けることや、チームの一員であることに誇りを持っています。
明日からの臨床に活かしていき、たくさんの人々を健康に導くよう頑張ります。ありがとうございました。
No.02
1日目
午後から参加させていただいたのですが、MIについて詳しく知らなかったので、考え方を知ることができ、よかったです。
GCのMIペーストを使用するとよいことや、チーズを食べるとよいということを初めて聞きました。
また、ミネラルウォーターの利点も知ることができ、ぜひ活用していきたいと思いました。
2日目
日吉歯科診療所の歯科衛生士さんの話しや熊谷崇先生の話しなどを聞かせていただき、自分はプロとしての自覚が足りないと感じました。
歯科衛生士免許を取得したばかりだからと自分に甘くなっていたと思います。今できていないことは日付を決めてできるようにしたいと思います。そして診療所に貢献するためには自分は何をすればよいかを常に考え、行動していきたいです。
SRPについては私はまだ行っていませんが、感覚を磨くことが大切だと分かりました。今度、中山先生が医院に来て下さる際には、しっかり学びたいと思います。
日吉歯科診療所での教育プログラムの講演はとても聞きやすく、分かりやすかったです。徳本さんの話しも分かりやすく、私もそういうようわかりやすくすっきりと伝える能力を磨いていきたいです。
3日目
SATwithISO91について詳しくは理解できていませんでしたが、今回、熊谷崇先生や他院の方の話を聞かせていただいて、具体的にどういうことなのか知ることができました。
改めてチーム一丸となって患者さんに満足していただける医院作りが必要だと感じました。
数字は後からついてくるので、患者さんを第一に考え行動することが大切だと思いました。
まとめ
今回、初めてオーラルフィジシャンチームミーティングに参加させて頂いて、他院の取り組みなどを知り、私たちの医院も頑張りたいと感じました。
自分たちが変われば患者さんも自然と来て下さるようになると思います。そのために、私はもっとプロの自覚を持ち、常に医院に何が貢献できるかを考えて行動していきたいと思います。そしてチームとして結束を強くして皆でよりよくしていきたいです。
No.03
1日目
歯科衛生士の資格を取得して、1年3ヶ月がたちましたが、臨床の場に入って、目の前の患者さんをこなすことで精一杯になっていて、患者さん全体を見ることはできていなかったです。
目の前の問題を解決するだけでなく、全体を視野に入れ健康を提供できるようになりたいです。
2日目
私はMTMはしっかり行えている。と思っていました。他のスタッフは私のことをどう思っていたのだろうと考えると恥ずかしくなりました。写真の規格もしっかりとれていないということや、プロ-ビング値は、しっかりとれていたのか。他院の発表をきいて、再度自分を見直すことができそうです。
3日目
ISOの有意義な活用法を聞くことができよかったです。
まとめ
今回のチームミーティングでも「患者にたいしての姿勢」というような精神をまた再認識できたような気がします。まだまだ経験も浅く、手技を学びたいという気持ちが先に浮かんできてしまうのですが、今まっさらな状態のときこそ、本当のオーラルフィジシャンとなれるように、患者さんに対しての姿勢・気持ちを自分の中でもっと育てていけたらと思いました。
私は学校を卒業して以来、院長の方針により予防の考えがあたりまえにあります。すごく恵まれた環境に入ってこれたと思います。
国家資格をいただいてすぐに、一番重要なことに出会えたということは、すごく幸運なことであると思っています。このことをムダにしないように、少しでも歯科衛生士というライセンスを頂いたことに恥じないように一人前の歯科衛生士になりたいと感じました。
チームミーティングに参加するのは、まだ2回目ですが、毎回自分自身のモチベーションを上げることもできるため、毎年楽しみに酒田におとずれています。
No.04
1日目
歯科衛生士になってまだ3ヶ月の新人です。これから担当患者をもつうえで、Dr.DanEricsonのお話を聞くことができ、とても勉強になりました。今日の目標であった“知っていることの確認”はまだあまり出来ませんでしたが、“新しい知識の獲得”“新しい見方をする”という2つの目標は達成できたと思います。
ペリオロジー、カリオロジーともにまだまだ勉強不足ですが、これから知識を身につけると同時に、技術の習得に手を抜かずオーラルフィジシャンのDHとして活躍できるよう頑張っていこうと改めて感じました。
Dr.Dan Ericsonがおっしゃっていた「見たいものだけを見るのではない」という言葉を常に頭において、患者様の口腔の健康を守っていけるよう日々前進したいと思いました。
2日目
MTMを実践しているDHの方の発表を聞き、DHとしてのモチベーションの高さに感動しました。DHの仕事をストレスフリーで出来る環境があるというのはすごく幸せなことだし、レベルアップしていくうえで不可欠だなと思います。
私もこれからMTMを実践していくDHとして、医院全体で協力していきたいと思いました。また、中山先生のSRPのセミナーのお話を聞き、ぜひ私も受講したいと強く思いました。
3日目
「SATwithISO91までの道のり」というテーマでさまざまな歯科医院がこれまで歩いてきた経緯を聞くことができ、それぞれの医院で院長をはじめ、DH、スタッフの頑張りが伝わってきました。
私自身、オーラルフィジシャンやMTM、ISOについて理解してこのミーティングに参加したつもりでしたが、まだまだ勉強不足だったなと反省することが出来ました。
自院においても解決していかなければならない課題があるので、まずは自分自身、新人DHとしてやるべきことを確実に行い、オーラルフィジシャンの医院のDHとして自院の成長に携わっていきたいと思いました。
まとめ
入社3ヶ月にしてこのような大規模のチームミーティングに参加できたこと心より嬉しく思います。
この3日間でさまざまな刺激を受けました。先輩DHの方々が行なってきたこと、現在行なっていることなど、今後DHの経験をつみかさねていく上で重要な情報をたくさん得ることが出来たと思います。また、オーラルフィジシャンの医院で働く新人DHの方の取り組みも知ることができ、あせりも感じましたが、もっと頑張らなくては・・・と自分自身かなりプラスになりました。
熊谷先生の言葉である「スピードは追い求めず、基本に忠実に繰り返し行なう。繰り返し丁寧に行なうことで自然にスピードはついてくる」という言葉を常に頭におき、今後のスキルUPに生かしていこうと思います。患者の口腔内の健康を生涯にわたり守れるDHになれるよう、日々努力していかなければ・・・と強く思いました。3日間ありがとうございました。
No.05
1日目
歯科の臨床哲学に通じる素晴らしい講演を、ユーモアたっぷりにしてくださったDanEricson先生の元に是非研修に行きたいと思いました。
私の母校では、保存修復学の講義で齲蝕病変をどう削るかといところから、スタートしていましたが、何を齲蝕病変というのか。どこで介入するのか。それまでにできることは何かということをもっと歯科大学全体で真剣に議論し、研究していかなければならないのに、何故そういう議論がなされないのか、とても疑問に思いました。
その人の一生に関わるお口の健康を守るということ、真剣に考えなおしたいと思いました。マルメの研修を是非もう一度お願いします。
2日目
MTMがストレスなく実践できる日吉歯科診療所で働いている徳本さんや、奥山さんの発表に感動しました。
私は、歯科医師として、MTMをルーティンに提供できる環境をどれだけ提供してきたか。振り返ればまだまだ努力が足りないと恥ずかしく思いました。
ただ、基本的には、DDSからOralphysicianへの転換を経営者が本気で考え、医院全体に浸透させていくことが、大前提であることを再確認したので、それが基盤としてできてきた今、経営者の経営者能力が問われていると思います。
将来を見越した、投資と教育を続けて行きたいと思います。軸をぶらさず、目標をたて、いつまでに達成するか、まず、Drサイドから進めて行こうとおもいます。
3日目
熊谷先生の基調講演をお聴きし、医院の現在の立つ位置を再認識するとともに、オーラルフィジシャンとしての宿命を感じました。
いろいろとすべきことはあるが、まず、大切なのは、医院の器づくりのやり直しだと思った。一度規模を縮小してでも、きちんと患者さんと向き合える環境で再スタートしたいと思った。現状のPt全てを受け入れることは、マンパワーの面からも、設備の面からも無理がある。
小口先生の発表にもあったように、メインテナンスにかよっているPtに満足していく診療室でありたと思う。医院の目標をきちっと、見定めて、軸をぶらさず、地道に進めていきたいと思った。
まとめ
熊谷先生のお話がとても心に残りました。あたり前のことを、こつこつ積み重ねることで、おのずと医院の力量がついてくる。
患者さんが一番知りたいことは、患者さんのお口状態、このままだと将来どうなるのか、そのために、医院として、何ができるのかということだから、きちんと説明すれば、患者さんはついてくるのだ。ということで、本当にそうだと思います。
どういう医療を提供できる医院になりたいのか、再度見定めて今必要なものを、整理したいと思いました。
No.06
1日目
難しいこと、複雑なこともわかりやすくユーモアを混えて講義されるDan教授から再びたくさんのものを学べました。
歯科医師の診る視、聞く耳、判断する思想によって大切な歯の寿命が左右されること、そのあいまいさに怖しくなります。だからこそ、エビデンスと中庸性を兼ね揃えた歯科哲学を持ちつづけたいと思いました。
2日目
オーラルフィジシャンを目指すことは患者さんのためではなく、自分のためであるということが若い歯科衛生士の方々に理解されたことを願いました。
歯科衛生士として、患者さんから選ばれ、信頼される為に、自己研鑽することが努力し悩むところだと思います。そこから、MTMは難しいことではないと気付くのかも知れません。
患者さん達はそんな「プロ」を求めて来院され、治療に満足されることが結果的として患者さんのためになっているのだと思います。
3日目
SAT with ISO91を自分の置かれている環境に取り入れて実践されている発表から仕事を楽しむヒントを得ることが出来ました。
短期間で結果を出し続けている診療室は自分達の問題、課題を客観的に見えていたように思います。
目指すべき方向がはっきりしているからでしょうか、結果を出していくプロセスに苦労や悲哀が感じられず活々しているお姿に観えました。
仕事が楽しい!これが一番今の自分を楽しむコツ、好運を呼ぶコツと思いました。
まとめ
“何が目的で何が目標か”常に自分の会話、反省のように聞こえます。
その中身を再評価し、軌道修正してくれる機会がこの3日間にあったと思います。
真の医療を追求することは医療者が行う事ですが、全てを担うのではなく、あくまでも患者さんのアドボロジーであると思います。
患者さん、一般の方々が医療のあり方を問う時代です。オーラルフィジシャンチームミーティングから生じる効果を一般の方々にも広く知ってもらい、一般の方々も早期に軌道修正されることを願います。
日本の(歯科)医療の問題に気付き、一般の方々が真の(歯科)医療を欲する時代が当たり前になった時、このオーラルフィジシャンの理念が日本の(歯科)医療のマニフェストになっていると思います。
No.07
1日目
日本とスェ-デンとの歯科医療への姿勢、取り組み方の違いに自分達はどの様な方向を考え、哲学を持ちつつ、日々の臨床にフィ-ドバックさせられるのか考えさせられる一日であった。
2日目
「自ら向上心を持って育つDH」「生涯を通じて職務を行うDH」とはいったい何人いるのだろうか?
DHの向上にはDH同志が互いに成長し合える場が大切であり、その様な環境を作り、与える事が院長としても必要だろう。
3日目
SATwithISOの方向性は各医院 温度差はあるものの目標意識は一緒だと思った。
発表内容も医院の力量を反映させる内容であり、講演目的熊谷先生の好き嫌い、認める認めないなどあるかもしれないが、良い発表はみんなが共有する、または共有するであろう問題点をどの様に改善して来たかが、演題目に沿って良い発表だと思った。
27年問題点が28年のチ-ムミ-ティングでは改善した内容であった。
29年には各医院の力量に見合った問題点をディスカッションしやすい様な工夫が必要かと思われた。(ポスタ-での発表など・・・)
No.08
1日目
本日は、貴重な御講演を聞く事ができて良かったです。カリエスについて私は普段公演の中に出てきた下流の要因にばかり目を向けてしまうので、もっと全体的に見なければいけないと感じました。
2日目
MTMにおける歯科衛生士の役割について日吉歯科の衛生士は、常に何が今の自分にはできるか考え足りない部分については、セミナー等参加して学んでいるという事がわかりました。話を聞き、自分はまだ未熟でできない事に対し甘えがあるというのを感じました。
3日目
いろいろな歯科医院のお話を聞いて、どの医院でも到達目標がはっきりしていると感じました。またその目標に向かい精一杯努力し、行って現在に至っているという事がわかりました。
まとめ
今回初めてチームミーティングに参加させて頂きましたが、多くの方の御講演を聞き、改めて学ぶことはたくさんあると感じました。また、技術面においても未熟で患者さんへ質の良い物を提供するためにももっと自分に投資をして学び、臨床へ生かしたいと思いました。
チームミーティングへ参加できて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
No.09
1日目
カリエスについての患者さんへのアプローチの仕方など、今までうまくいかなかった部分がエリクソン先生のお話しを聞いて患者さんにうまく説明できそうな気がしてきました。また、自分の医院でもサリバテストは行っているが処置の判断の面でちゃんと利用できていなかったのではないかと反省しました。歯を守るためにもっと予後の考え方やカリエスをリスクに応じた判断の仕方で院長やスタッフ一同診療していきたいと思いました。エリクソン先生の貴重なお話を聞けてとても良かったです。
2日目
他の医院で抱えている問題はどこも一緒なのかなと思いましたが、自分の医院と違うところは目標設定や役割分割」がしっかり出来ているところだと思いました。自分たちの行動力のなさ、忙しさを理由に先延ばしにしていたことを痛感しました。患者さんのためにメインテナンスの価値が上げられるように出来ることか所からスタッフ一同、目標に向かって改善していきたいです。それとともに自分のスキルの向上もしていかなければと焦る部分もありましたが、確実にやっていきたいです。
3日目
SAT with ISO91までの道のりの話を聞き、まだまだ意識が足りないと思いました。でもこの講演でじぶんの医院と他の医院との比較ができ、診療体制や問題の改善策などとても参考になりました。
まとめ
今回もチームミーティングに参加できてよかったです。しかし、自分の足りない部分を強化させなければとモチベーションがあがりました。また何が問題で何を解決しなければならないのか?院長、スタッフ全員でミーティングをして、もmm台解決医院なりのPDCAサイクルを行っていきたいと思いました。患者利益を目的に明日から診療にのぞみたいです。
No.10
1日目
カリエスを見るのではなく全体をとらえるという言葉が印象に残りました。手を加えないのが一番と思っています。改めて子供の頃からのメインテナンスの必要性を強く感じました。またキシリトールガムやフッ素の効用はわかってはいたのですが、患者さんに強く勧められずにいましたが、積極的に取り入れてもらえるよう説明できればと思いました。
2日目
勇気が出ました。徳本さんは40歳からスタートしているんだ!私はものすごくラッキーなのかもしれないと思いました。
26歳からDHをスタートし、結婚や子育てをしたいと思いつつもでもDH業を一生涯やっていきたいということで不安を感じていました。すごくエネルギーをもらいました。目が覚めました。
また日吉歯科がとてもまぶしく遠い存在と感じていましたが、患者さんに対し、お手入れしやすい環境を提供すること、一生涯ご自分の歯で食事をし、お口の健康から全身の健康を患者さんとともに考えること、という想いは変らないということが分かりました。
まだ2年目ということもありますが、口だけでモチベーションを上げるだけであれば、DHというライセンスがなくてもできるので、患者さんの歯肉の変化を患者さん自身が気付き、感じてもらえるような技術力を身につけていきたです。熊谷先生をはじめ先人の方が築いてくれた大きな道を遠慮することなく使わせていただき、試行錯誤しながらプロフェッショナルとして向上心を持って毎日を取り組んでいきたいです。まずは文献を読みます。セミナーもチェックします。自院のMTMの」確立、無駄がどこにあるのかを再確認します。
3日目
ISO91とは何?とまずはそこから入る超初心者でした。ISOというというツールを利用して大きく飛躍してる医院もあるなぁと感じました。それぞれの医院の特色が表れており
患者さんのためにという熱意が強く感じられました。悩みや問題点では多くの共感できるものもありました。
まとめ
いろんな不安もありましたが、酒田に来てチームミーティングに参加できて本当によかったと思います。この経験を他のDHに話し、ぜひこのエネルギーを感じてもらいたいし、私も口だけでなく行動として表していきたいです。もう少し、力をつけオーラルフィジシャンDHを目指したいです。
No.11
1日目
海外の先生のお話を初めて聞くことができるということでとても楽しみにしていました。実際お話を聞くと、わかりやすく丁寧に話してくださったので、知識の乏しい私でも理解できることが多々ありました。日々、日吉歯科診療所で見させていただいている治療メインテナンス患者さんへのアドバイスは最先端の知識の基づいて行われている(=最高の医療を提供している)ことを再認識することができ、今、自分が診療所で勉強させていただいていることを改めて幸せに感じました。一度削ると二次カリエスや修復のは説が起こりやすいこと、これを患者さん自身がフッ素、キシリトールを活用し、メインテナンスを定期的に受けることによって最低限に抑えることが出来ることをもっと多くに人に死ってほしいと思いました。
2日目
Drではなく、DHの方から話を聞くことができとても参考になりました。DHが診療所の問題点や自身の問題点をしっかり把握している人が多いことに驚きました。問題点を院長に伝え、問題解決につとめたり積極的に研修を受けるという風通しの良い診療所のDHはとてもやる気に満ち溢れていました。DHの地位を確立させ、ストレスフリーの診療所を作ることがDHにとって長期勤務、やりがいにつながるのだとわかりました。DHの必要性重要性を深く感じました。また重要なのはDHだけでなく、各部署がお互いに感謝しながら仕事をする、各部署が各自の仕事にプロ意識をもって仕事をすることの大切さを感じました。
3日目
熊谷先生の「樽を一度壊して作り直すことが必要」という言葉の通り、オーラルフィジシャンの診療所を始めるときに樽を壊した診療所はメインテンス率が高くMTMも定着しているが、一部しか取り入れていない所は何らかの問題を抱えていることがハッキリ分かりました。一部しか取り入れていない所は方向性がはっきりせず、患者さんに対して充分な医療を提供していないと強く感じました。患者さんに質の高い医療を提供するために、MTMに基づいて行うことの大切さを感じました。
まとめ
この三日間で「無知ほど恐ろしいことは無い」ということを強く感じました。
今まで歯科に関する知識がなかった私にとって歯科診療所は「痛くなったら通うところ」と今考えると恐ろしい、恥ずかしい考えでした。Dan先生の話を聞きカリエスの恐ろしさ(二次カリエスになったり、カリエス治療によって偶発的に起こる隣在歯へのダメージなど)を知り、メインテナンスの重要性を再認識することができました。このカリエスを治療することのダメージ、メインテナンスをすれば生涯自分の歯で食べることが出来ることは可能ということをもっと多くの人に知ってほしいと思いました。
今、新患の方がメインテナンスを希望してくることは少ないと思います。それは以前の私のように知識がなかったからだと思います。日本人の多くがメインテナンスの重要性を理解し、定期的に通うことができるように、オーラルフィジシャンの診療所がもっと増えること、もっと患者さんに情報提供を行うことが大切だと感じました。
そのためにはMTMが必要不可欠です。MTMを正しく、歯科医療の基盤となる診療所が作れるよう、しっかり勉強したいと強く思いました。
No.12
1日目
Dan Ericson先生のお話で世界の人口66億人中50億人がカリエスになっていることを知り驚いた。
世界的にもまだ歯の「予防」に力を入れている国が少ない。スウェ-デンのようにカリエスフリ-を増やしていくのは難しそうだ。カリエスの象牙質まで達するまで8年かかること、フッ素の使用の効果など、患者さんに指導してEricson先生がおっしゃったように患者さん自身が責任を持ってもらい歯を守っていきたい。
2日目
午前中のDHのお話を聞いて各医院のそれまでの経緯を知り様々な努力や改善があったことが分かった。問題点はうちの医院と似ているようなところもあり、MTMをしていく患者を増やすためにも早めに改善が必要だと思った。熊谷先生がおっしゃっていたようにDHのチェックリストをもう一度確かめ×△→○にし、プロ意識を高めたいと思う。
3日目
各医院での講演を聞き、その医院で様々な問題を解決してきたうえでの今の医院ができあがったということを知り勉強になった。「ISO91」を習得して医院全体が変わってきたという所があり、当医院のことも考えてみて今当たり前に行なっていることがISOを習得する前までは行なわれていなかったらしく、医院全体が大きく改善された。「ISO91」というのを知り、それを基に歯科医療をできることをうれしく思う。
まとめ
今回このチームミ-ティングに初めて参加させて頂いてMTMについてとても勉強になったと思う。そして歯科衛生士という仕事が前よりも好きになった。一日目の衛生士さんのお話をお聞きして衛生士としてもっと学び、成長してプロ意識を高められるようになりたいと思った。まず自分の出来てない事を改善して、出来る事はもっとのばして行こうと思う。早期発見、早期治療として学んできてMTMにもまだ少し理解できていなかった。
私にとって、このチームミ-ティングに参加でき、熊谷先生のお話しをお聞きできたことは「MTM」「歯科予防」を理解し考えさせられました。
歯科衛生士という職種を選んで良かったと改めて実感した3日間でした。
No.13
1日目
ダン・エリクソン先生の講演は、マルメ研修で学んだことを再確認でき、少し忘れかけていたこともあることに気づきました。
常にK.I.S.Sを忘れず、患者さんの気持ちを動かすことのできる歯科衛生士でありたいと思いました。また、今回は自分自身がスライド作りをしていたこともあり、ユーモアを交えながら、スライドも効果的なものを選び、受講者をあきさせないテクニックにも感銘を受けました。厳しいことを上手に伝えるこつはユーモアであるという言葉も、なるほどとおもいましたし。伝えるべきことを伝えながら、人を傷つけないような配慮が、チームとして働く場合必要なのだろうと思います。
2日目
自分の発表のことで頭がいっぱいで、ほかの医院の発表を聞く余裕がない状態でしたが、歯科衛生士が、私も含め発表の機会をいただくことは、自分の考えをまとめ、物事を深く考える機会となり、プレゼン作りを通して成長できた気がしています。仲川先生の発表も、収益を求めがちな院長へ、代診を育てることの意義や、代診の先生方には、どのように学ぶべきか、どのように考えるべきかが、伝わった気がします。私も常に王道を意識し、ぶれないようにしたいと思いました。中山先生のSRPセミナーを私も受けてみたいと思いました。自分の探知が的確なものなのか、自分が限界と考えているところは、本当に限界なのか、診断をしていただきたいと思いました。
SRPに関してはプロとして、Drにも負けない技術を持ちたいと思っています。
3日目
多くの医院の発表を聞きながら、私たち歯科衛生士はどんなに頑張っても、たるの穴を埋めることしかできない気がしました。樽を作り変える決断をするのは院長で、その覚悟を持った医院がどれだけあるのか少し心配になりました。発表者の考え方の間違いを、熊谷先生が正すことで、参加者の気持ちが引きしまった気がします。年に一度、少しづつ出来たぶれを修正していかないと、大きく王道から外れた医院が増えてしまいそうだと思いました。私もそうであったように、熊谷先生の真の思いを伝えることの難しさを感じています。
まとめ
参加者側から主催者側に立場が変わり、いかに皆さんが準備や当日の運営に大きなエネルギーを使い、努力しているかがわかりました。
大変ではありましたが、チームミーティングがあることで、新たに頑張ろうという気持ちを参加者みんながいただけた気がします。来年は、熊谷先生の心に響くような発表が沢山出てくること期待したいと思います。
No.14
1日目
Dan先生のお人柄が良く表れた、とてもユーモアにあふれる、スウェーデンの優しい風をも感じられた、とても充実した一日となりました。歯科医学の本質を成功させるために、いつ修復するかというDr.の診断がより正確性を高め、いい状況で確実に行えるように、DHとして患者と向き合い、様々な情報提供をし、理解を得ながら、一緒に成長し、患者満足が結果としてトータルに満たされるように、日々の診療にあたりたいと改めて思いました。
2日目
院内全てのスタッフが、医院の理念・目標に対して、同じレベルの熱意と理解度を持ち、達成するという強い意識を保つことが、大切だと痛感しました。スタッフそれぞれが、個々の置かれたポジションで、プロ意識をもって威力を発揮し、互いに感謝し合いながら、真の患者利益のために貢献し続けていけば、「健康を守り育てる医院」の輪がさらに大きく強く広まり、多くの方々に根付いていくと確信しました。
3日目
私達DHは、患者さんに、健全歯を健全に保つという内科的治療にこそ、対価を払う価値があるということを、根付かせ、広める責任があると改めて強く意識しました。
多くの医院の発表を聞きながら、患者さんにとって何が必要で、何がベストな方法なのか、を考え行動すれば、MTMをやらねばと雁字搦めにならなくとも、自然とMTMの流れは付いてくるものなのにと思いました。
まとめ
今年もまた多くのパワーをもらいました。チームミーティングに参加された全ての方々に、支えてくれた全てのスタッフに、感謝します。本当に3日間、お疲れ様でした。ありがとうございました。
No.15
1日目
Dan Ericson先生の講演では、歯科医学の本質について多くの事を学ぶことができてとても良かったと思った。
カリエスの最小侵襲についてもていねいに教えていただきとても勉強になった。印象に残った言葉は、「歯を削ることは、切断される事と同じである」という言葉で、健康な歯を守る事の大切さを示唆する言葉だと思った。また、エナメル質カリエスにおいて、早期に修復介入することが、有害であることも再確認できたし、高齢で有病者の患者へのアプローチも具体的に示していただき、とても参考になった。カリエスの診断をするのはDrだが、同じ患者の口腔内を見続けている私たちDHが知識を持って、注意深く観察する目を持っていなければならないと感じた。
2日目
MTMについては、日吉歯科では、開業当初から変わらず、やってきたことなので、当然の事ながら、あたりまえのことになっている。MTMが一人歩きせず、あたりまえにやることとして捕らえられる医院が増えてくることを期待したい。中山先生のセミナーを受けた医院の感想にあった、初診時のプローブの入れ方で、患者さんに与えるイメージが決まるという言葉が、印象に残り、繊細なタッチはいつの場合でも患者を診るときに大切なことだと思った。
3日目
各医院の発表を聴いて感じたことは、順調に進んでいる医院と、そうでない医院の違いは、解りきったことかもしれないが、樽が新しいものであるか、そうでないか。院長の軸がしっかりしていてぶれないかどうかにあるのでは。ということだった。気になったのは、コーディネーターの存在で、そういう役割の人を介して、患者とDHが関わっていくのは、意味があることなのだろうか。と思った。私自身も初めはそうだったが、DHが育っていなければ、院長が患者への説明に時間を割き、それをDHが聴いて学び、自分で消化して、患者への対応に生かしていったほうがいいのではと思った。
まとめ
充実した3日間の勉強会だった。様々な環境で頑張っているDHさんの話を聴き、開業当初から、軸がぶれることのない日吉歯科で働けることを、幸せに感じた。これからも、シンプルにこつこつ仕事をしていきたいと思った。
No.16
1日目
歯科医学の本質は、患者に疾患の原因を伝えて健康の状態を維持するように導き、理解させることである、ということをとても解り易くご講演下さいました。日吉歯科の方向性は、これまでも正しいと信じてきました。故ブラッタール先生、エリクソン先生のお話しをお聴きする度に、さらに自信を持って日々の臨床に取り組むことができると思いました。
2日目
MTMを実行せずに、歯科医療の本質は見えてこないということ、その中において歯科衛生士が果たす役割が大きいということが十分に理解できる発表でした。システムが定着して、日吉歯科では当たり前にやっている日常の業務なので、あまり大変なことではないと感じていますが、やはり、スタッフ相互の協力と理解、診療室としての目標や、ぶれない方向性がいつもそこにあったからだと改めて感じました。自分で考えて、さらによい結果が残せるように、衛生士として頑張らなくてはと思いました。
3日目
診療室の理念、目標、システムをスタッフみんなが理解しているところは、発表そのものの構成や内容が簡潔明瞭で、診療室のすべての人間が同じ方法を向いているということが理解できました。発表が総てを語っていると思いました。身内びいきかも知れませんが、小口先生の発表は圧巻でした。
まとめ
周囲に感謝しながら共に同じ目標に向かって歩む姿勢に感動しました。発表された方々の情熱や思いが伝わってきて充実した3日間でした。
自分も含めてですが、相手や聴く側の人たちを飽きさせない、ハッキリ、解り易く伝える。その努力をする必要があるな・・・と感じ勉強になりました。
どんなによい発表も、声のトーンやスピード、話題の構成の仕方で光りも曇りもするということが解りました。
運営されるスタッフの皆さんも、発表される方もいっぱいいっぱいで大変だとは思いますが、前もってコンピュータのリモコン操作をレクチャーするようにしたら、もっとよい会になるのではないかと思いました。お疲れ様でした。ありがとうございました。
No.17
1日目
Dan Ericson先生から、「歯科医学の本質」「いつ修復するのか歯科医学におけるMI」というお話しを聞かせていただきました。予防について、勉強したことがなかった私にも興味深く、特に、カリエスの進行は比較的ゆっくりであること、初期齲蝕を削り充填しても、破折や二次齲蝕などで再治療に至る年数は、初期齲蝕を放置していて作られる齲窩の大きさと、ほぼ同じであることにびっくりしました。そして、一度治療した歯は戻らず、再治療と破折を繰り返し、高齢になる頃には、義歯になってしまう…という、外科的治療が、いかに口腔内を崩壊させていたのかを知ることができました。
その上で、予防の大切さ、また、虫歯になった歯も、いきなり削るのではなく、最小限の範囲で、Step by Stepで様子を見ながら治療していくことの大切さを、教えていただきました。予防の素晴らしさを知ることが出来、本当によかったです。
2日目
歯科衛生士さんのお話し、歯科関係者以外の外から見たお話し、Dr.からのお話しなど、多岐にわたり、日本の保険診療は、「質というものを評価していない、根本的に問題がある保険制度であり、放っておけば7~8年かかって出来る齲窩の量を、数分で削り、崩壊させていっている現状は、やはり一日も早くやめて欲しいとおもいました。そのためには、歯科の方から、患者さんへ、正確な情報を伝えて、患者さんも、勉強していくことの大切さを知りました。そして、その情報を伝えていくために、衛生士さんが、日々、MTMを実施しているということや、衛生士さんが、患者さんの口腔内を健康な状態に保つために、日々努力されており、大変重要な役割を担っている事を知ることが出来ました。
また、全ての衛生士さんが、衛生士さん本来のしごとが出来ていない現在の歯科医療の現状を知り、ワールドスタンダードな歯科医療をめざす、日吉歯科診療所の熊谷先生始め、スタッフの皆さんに出会えたことは、とても幸せな事だと、実感しました.一日も早く、予防中心の歯科医療が日本中で行なわれたらいいなあと思いました。
3日目
「SAT with ISO91までの道のり」ということで、始めに、熊谷先生が、私たち歯科医療の目標は、″人々が生涯にわたって口腔の健康を維持し、健全な機能をまっとうすること″であり、それを実現しようと、毎日取り組んでいます。
それぞれのもつ様々な条件の元、思考錯誤していますが、妥協することなく、診療室を作ることを、この機会を通して学びとってほしい…とお話しされていたのが印象的でした。
まとめ
今回始めて、オーラルフィジシャンチームミーティングに参加させていただきました。
歯科医療に携わって11年(日吉歯科に来て2日)の私には、歯科診療所の診療哲学が、これほど、治療に影響があるのだということにびっくりしました。
歯科技工士という仕事柄、DHさんの仕事や、診療の流れも、あまり把握できていませんでしたが、このチームミーティングに参加されている皆さんは″人々が生涯にわたって口腔の健康を維持し、健全な機能をまっとうすること″を目標として、みなさんそれぞれの立場から、この目標にむかって、プロ意識を持って取り組んでいることを、この3日間を通して学び、私も、少しでもお役に立ちたいと思いました。この3日間を通して学んだ内容を、全国民が知ることが出来れば、みんな、痛くなってから歯医者に行くのではなく、子供の頃から、予防していくのではないかと思いました。知る事の重要さ、そして情報を伝えていくことの重要さを知ることが出来ました。
そして、その情報を伝えていくために、MTMやISO91が利用されている事を知りました。MTMの細かい流れは、良く理解できませんでしたが、確実にデータを残し、分析して現状を把握し、長期・中期・短期の目標を定めて、日々努力していくことの大切さも、学ぶことができ、大変有意義な3日間を過ごさせていただくことができました。
本当にありがとうございました。
No.18
1日目
様々な切り口から歯科医療とは何か、カリエスとは何かをユーモラスに語ってくださいました。
日本の教育機関ではこんな講義のやり方は絶対にできないだろうなと思った。ゆったりと広い目で見ることが大切で、重箱のすみを突っつくような見方はだめなんだと改めて思った。
2日目
予防型の診療所だからこそ、高いスキルが必要なのだという視点は、いままで語られなかったことで、今回のチームミーティングがさらにグレードアップしたと感じた。
チーム医療はDrとDHだけが対象ではなく、その他のスタッフがいるからこそ成り立つのだというスタンスに立った発表が多く、そのことを忘れることなく進んで欲しいと思った。
3日目
出来ているところ、出来ているようでできていないところ、出来ていないところの格差が、はっきり見えてきた。
柴田先生が、ISOシステムを「ISOを使った院内の仕組み作り」と発表されていたが、まったくそのとおりだと思った。ISOをISOとして意識するのではなく、考え方、検証方法を取り入れることで、日々改善を行なう仕組みを確立することが大事なことだと思う。
まとめ
なぜ毎回毎回MTMの導入、実施がどうしたのこうしたのという話しになっていくのだろうか。
医療とは本来こういうものだということを考えれば、MTMに沿わない歯科医療など存在しないということになると思うのだが…。
早くこのレベルを突き抜けて、チームミーティングが本来目指すべきさらに大きな目標に向かって進んでもらいたいと思った。
No.19
1日目
Dan Ericson先生のお話はとても整理されていて、わかりやすいお話でした。
「一度修復をすれば、いつかは再び修復をしなくてはならなくなる。再修復の理由は二次カリエスと破折」・・・あらためて、リスクを把握し、コントロールして修復処置を必要としない口腔環境を継続的に管理していくことが重要であるかを認識することができました。
2日目
若い衛生士さんたちが、誠実にMTMに則った診療に向き合い、努力をされている姿が印象的でした。また、今回発表をする機会を得たことで、「自分は衛生士としてこれからどうありたいか」ということが明確になりました。今よりももっと「日吉歯科」という最高の環境に見合った衛生士になり、診療所に恩返ししたいと思っています。
3日目
短い期間で医院を改革された、川原先生、柴田先生、小田先生のプレゼンテーションに感動しました。
院長の強い理念と覚悟が、スタッフを動かしていると感じました。MTMを医院のシステムとして軌道に乗せるには、何かを付け加えるのではなく、MTMをしっかり理解し、システム化し、それぞれのスタッフが役割を担うことが大事で、そのためにISOのしくみをうまく利用できると良いのだと感じました。
まとめ
今年も参加できたことをとても嬉しく思っています。MTMを行う上で、院長のリーダーシップ、それぞれのスタッフが協力しあうことが、大事とあらためて感じました。
同じ目標を持った人が集まるスタッフミーティングは、他のセミナーには無い会場の空気があると感じます。この空気は「もっと頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。来年のスタッフミーティングも楽しみです。
No.20
1日目
エリクソン先生の講演を生で聞けて良かったです。カリエスやフッ素のお話など明日からの臨床に生かせそうな事がたくさんありました。
又世界中の色々な国のデータもあり興味深かったです。先生の講演を聞きながらやっぱりスウェーデンに行って実際に臨床の現場を見てみたいと思いました。またスライドもユーモアあっていつもアンテナを張っているのだなあと思いました。
2日目
色々な医院のさまざまな取り組みや苦労している点などを聞けて良かったです。
中山先生はFOPをしなくても歯周病が改善するとお話していました。それはきっと技術があってのことだと思いました。それからEXD5を自分の手のような感覚で使っているということを聞いて、イチローもバットは自分の一部だと言っていたことを思い出しました。プロの域というのはそういうものなのかなと思いました。
3日目
SAT With ISO91までの道のりで長期、中期、短期の展望をその医院でたてて知識・技術の習得に努めるとありましたが、それは歯科医院全体、各部署に限ったことではなく、自分自身にも当てはまる事ではないかと思いました。
自分の目標を達成するために、長期、中期、日々の診療の中で課題を見つけて、自分のPDCAサイクルを回さなければいけないなと思いました。
まとめ
やっぱり他の診療所は日吉歯科を目標に頑張っているのだから、私も現状に満足することなく、日々努力をしていかなければと改めて思いました。そして恵まれた環境で仕事できていることがいかに幸せなことか考えさせられた。
No.21
1日目
いつ修復するか?二次カリエスと修復物の破折、ほとんどが以前の修復物の再修復を行う現場にいるものとして、日々のアシスタントワークの中で情報を伝えることによって患者利益を提供していく大切さを学びました。また、早期修復の介入についても分かりやすく患者さんに上手に取り入れながら説明していきたいと思いました。
2日目
MTMが確立している日吉歯科医院であるために、恵まれた環境に甘えることなく、各部署が出来ること、例えばアシスタントワークの中で予防に欠かせない、補助的な器具の使用方法など、繰り返し、繰り返し指導していくなど、チーム医療の質や、総合力を高めることで確実な患者利益を提供できるように、もっともっと努力しなければならないと思いました。
3日目
発表された医院のMTMの取り組み方、そして苦労している点など、本当にどうすれば良いのか悩んでいるときに、厳しくも優しく院長先生の的確なアドバイスには、いつも驚かされます。
私も部署責任者という立場から大人としてそうありたいと思います。
まとめ
日吉歯科に勤務して3年目になる私にとって、いろいろなものが見えてくる3回目のチームミーティングになりました。
一番感じるのは、いかに恵まれた環境の中で仕事が出来るということです。そして院長先生はいつも戦っておられますけども、他の先生、そして関係者の方々も一丸となって歯科医院の現実を大きく変えれますよう、大きな力になってもらいたいと思いました。
チームミーティングの折には、成長した自分がいるようにしたいと思います。
No.22
日吉歯科を見学させて頂いて感じたこと。
大学時代、歯科医療に興味が持てず、ろくに講義など聴いたことない自分がはじめて真剣に講義を聴き、歯科医療に対して熱意を持ち始めたのは熊谷先生の影響がありました。
その熊谷先生の信念が反映されている病院を見学させいただきとても感動しました。
広い敷地に5Sの徹底されている診療室や、DHが自分の部屋を持ち自分の責任で患者さんを守っていくというプロ意識、質の高い診療、データによる患者のリスク管理と医院の問題把握、スタッフの生き生きとした表情。今までに見たことのない、まさに世界基準を感じさせる診療室に圧倒されました。私は研修医ゆえに知識も経験もまだまだ未熟ですが日本のトップの病院をこの若い時期に見ることが出来たことは、大きな財産になると思います。本当にありがとうございました。
チームミーティングを通して感想。
真の患者利益とは何か?従来型歯科医師は患者の主訴を改善し良い修復、補綴を行うことによって患者の満足を得ることが出来ると考えている。確かに最初は患者の主訴も満たされ、よいことをした気分になるだろう。しかし、修復補綴を行った歯は間違いなく喪失の方向に進んでいく。永久不滅の充填物などはないからだ。再充填、再補綴を繰り返すうちに切削、侵襲は大きくなっていく。
大切なことは充填を施される前に予防を行い、充填時期を少しでも遅らせることである。その予防を行うためには成人前からの予防が必要になるだろう。若年者のう蝕の進行スピードは速いことやライフスタイルの悪化によりう蝕のリスクが高まることも懸念される。
オーラルフィジシャン(口腔内科医)は患者のリスクの評価、改善、患者の管理によって患者利益を提供する。それとくらべてDDS(技術偏重のドクター)だけでは患者の局所の口腔内にばかり目が行って真の患者利益をまっとう出来ないかも知れない。ここで大事なのはOPの考えを持ってDDSの技術を習得していく事で、更なる患者への利益が達成されることであろう。また予防を行うためには患者、医院情報の継続的なデータ管理が必要だ。データにより患者が抱えるリスクの問題点や、病院が抱えるシステムの問題が浮き彫りになるからだ。また日吉歯科を見学して感じた事は生涯にわたり勉強を続けていく事の義務である。我々医療者は学び続けることを条件にライセンスを預かっていることを忘れてはならない事を再認識した。
予防は診療室作り、患者増加のための手段ではないと思う。
多くのDrは予防をそのための手段と考えているように感じたが、それは大きな間違いであると思う。歯科において予防の重要性は周知の通りであり、われわれ医療者が患者さんのために働きたいという心構えにこそ「予防」という概念は存在すると思う。
診療室作りの為に一番に考慮されるべきは患者利益でなければならない。
多くのDrは患者利益を考えたふりをして、経営を安定させるために予防を手段として採用しているように思える。メッキは必ずはがれる。患者利益を一番に考えてそれを達成するためにはどうすればいいか?という事を考えて診療室作りを行っていく事が重要である。
確かに経営が安定してないと医療を提供出来ないという側面はあるかもしれない。だが我々が行っているのはビジネスではなく医療であると言うことを忘れてはならない。ビジネスでは患者利益を見失ってしまうかもしれない。多くの人は患者利益という理想と経営という現実の狭間で苦しみ、理想を現実近くまで引き下げ、どこかで折り合いをつけて行くだろう。
しかし僕は現実を理想に引き上げて行きたいと思う。熊谷先生がおっしゃった、「患者利益を達成するために出来ることはすべてやった」という言葉が心に残る。
僕がこの話を先輩歯科医に話すと「おまえの考えは若い」といわれるかもしれない。
しかしそういう困難な事だからこそこそ自分の人生をかける価値がある。こころざしを持ち続け、30年後も同じ事を言っている自分でありたいと思った。
No.23
先日は、大勢で診療所を通常、断られているところ見学させて頂きありがとうございました。
日吉歯科診療所の診療に実際ふれる機会を得ることができ感謝しております。先生が常々言われているように、特に特別なことはしておらず、忠実に当たり前のことをされていることを確認できたということが、率直な感想です。
思えば、補綴偏重の講義、実習であった学生時代に、何かぼんやりと、何かが違うという違和感を持ち、当講座の大学院に進学しましたが、臨床は充実しているとはいえない状態のなか、先生の講演を聴きこれだ!と思ったことが懐かしく思い出されます。
それから、結婚、出産等をへて、少しずつですが、臨床部門も充実させることができております。これも、当時の歯科界において先生のような方が存在していたからだと思っております。学生、卒後研修医の指導にあたり、いつも悩むことは、学生の「とにかく、何かおもしろいことを自分にやらせて欲しい」という希望です。
「歯を削りたい」「手術をしたい」等々。もちろん、治療としてそれらは重要なことです。
しかし、その態度には「自分の都合」ばかりがあり、「相手の都合」が欠落していることが多々みられます。そのことをいかに伝え、指導するのかが、現在の私の命題です。歯科では、自分が「医療」に携わっているのだという意識が特に薄いように感じます。
以前、某病院の院長となぜ病院長は医師でなければならないか。ということについて話したことがありますが、最終的にその病院長が言われたことは、自分は医療が好きな者が病院長をすればいいと考えているということでした。経営ではなく、まず「医療」ありきということです。
チームミーティングに参加して、まず医療、患者の利益という理念が随所にあり、考えさせられることが多くありました。
様々な診療所が試行錯誤されていましたが、発表をみるだけでその差が歴然とわかることには驚きました。
そして、その差は予防を目的としてとらえているか、あるいは手段としてとらえているかの違いによるものかということを再認識しました。
診療所見学、チームミーティングを通じて自分自身を振り返り、反省することが多々ありました。
これらの経験をこれからの学生教育、自身への診療へといかしていきたいと決意を新たにしております。今後ともよろしくお願いいたします。
No.24
学生だった頃に熊谷先生の講義を聴かせていただき、先生の診療哲学に深く感動したのを覚えています。その理念に基づいてどのような診療室を展開しているのか、実際にこの目で確かめたいと思っていました。今回その夢が現実のものとなり、本当に感謝の念でいっぱいです。
日吉歯科の診療室は仕事がスムーズに進み、患者さんが気持ちよく利用できる環境作りを徹底していました。基本的な、しかしおろそかになってしまいがちな、整理・整頓・清掃・清潔・しつけという5Sをスタッフ全員が理解し、常に実践できていました。また、受付から診療終了後までの流れにおける役割分担もしっかり決められているようでした。
受付、診療を担当するDrやDH、消毒・滅菌を行い器具を管理する役職など、それぞれが与えられた自分の仕事に責任を持ち、きっちりこなして次に引きついでいくというこの分業体制が日吉歯科のスムーズな診療を可能にしているのだと思います。
また掃除は専門の業者に任せており、そういったところにもきちんとしたシステム作りを徹底していることが感じ取れます。
衛生士さんの個室でのメインテナンスを中心に見学させていただいたのですが、口腔内写真やデンタル撮影などの技術、患者さんへの説明にプロの技をみました。
しかし何より驚いたのは、その知識の量と質です。幅広いメインテナンスに関する知識はさることながら、う蝕や歯周疾患の病因論まで深い知識をもっており、それに豊富な患者説明用ツールを合わせて、まさに非の打ち所のない説明をおこなっていました。
予防を実践する上で歯科衛生士は重要な役割を担っており、MTMにおいて中心となるべき存在なのだと改めて感じました。
日吉歯科のスタッフの方々はとても気さくで、忙しい中いやな顔をすることなく私たちの応対をしてくれて、とても勉強になりました。スタッフ全員の温かみのある人柄が、日吉歯科のアットホームな雰囲気の基礎となっているんだなと思いました。
この見学で自分がどういう歯科医師を目指していけばいいのか、その方向性が見えてきました。ここで得たことを日々の診療に生かし、常に成長していけるようこれからも頑張っていきます。この度は貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
No.25
先日は大変お世話になりました。診療中の診療所見学という格別のご配慮をいただきましたことを、まずは深く御礼申し上げます。
大学病院の予防歯科に籍を置く身で、自分が知る歯科医院でのメインテナンス率などにはとんと無関心でありながら、たまにアルバイト先でみる再初診で来院する多くの患者の巨大なう窩や、腫れ上がった歯肉をみては、メインテナンスを勧めても届かないのでは意味などないのかと思っていました。
しかし、先日、九歯大での先生の講義のなかで貴診療所の取り組みを聞き、届ける方法はあると知り、不勉強ながらも空気だけでも感じてみたいと思い今回の見学に参加させていただきました。
まず感じたことは、診療所の方々が歯科医師免許、歯科衛生士免許といったライセンスに対する責任を持って働いているということでした。見学前に加藤先生から診療中は皆少しとっつきにくいかもしれないよ、といわれ、確かに緊張した空気を感じましたが、それは時間や業務に追われた空気ではなく、早く、的確に自分の仕事を執り行おうとしている姿に感じられました。業務の合間には些細な質問にも快く答えていただきました。
先生がおっしゃっていた、「歯科衛生士には歯科衛生士の本来の業務のみを行わせる」という現場でした。研修医として、大学院生として見てきた今までの歯科医院では歯科衛生士は治療のアシスタントをし、器具の片付け、滅菌をし、ユニットの掃除をし、それと同時にメインテナンス業務を行うといったものであり、ブラッシング指導はするが、ブラッシングの意味までは教える暇がない、といったものであるように思われます。歯科医師、歯科衛生士と初診患者のやり取りも、主訴の治療までに何故これだけ時間がかかるか理解し、自分の口腔内の状態に強い興味を示しており、自分になされた検査結果や、それに対し質問する姿など興味深いものでした。
また、診療所内は歯科医院や病院特有の薬品の匂いがせずに、確かにここでメインテナンスを受けたら気持ちがいいのだろうと思える空間でした。
言うほどに容易いことではありませんが、自分にそれが必要なことと知り、それが気持ちの良いことであれば人は求めて来るのでしょう。継続的なメインテナンス患者の検査に対し感想を述べたりする姿も印象的でした。
主に治療への導入や、メインテナンスを行うチェアーを拝見しましたが、小児、矯正は見られず、ドクターのチェアーもほとんど見ることができず心残りも多々ありました。
また、今回の見学では、診療所内の空気であったり、メインテナンスを受ける患者の雰囲気を見ただけの、ただの見学者としての感想しかもてませんでしたが、診療所見学やチームミーティングを通し、歯科医師としての予防というものに対する知識、哲学を身につけなければと痛感もしました。
チームミーティングの中で貴診療所の徳本先生のスライド中、日吉歯科診療所見学の感想の中で書いていた『熊谷先生の「私は学ぶ意欲を失ったそのときは、預かった歯科医師免許を返すつもりである」という言葉に恥ずかしさを覚えた。』との一文は今の自分の気持ちそのものであるように感じられました。
この先、歯科医師として研鑽を積み、また違う視線をもてたときに、このような機会をもてればと思われます。
最後に、先生をはじめ、お世話になった日吉歯科診療所の皆様に御礼を申し上げます。
No.26
この度開業するということで今までとは違った見方ができて大変勉強になりました。
今までは腕、技術といったことを求めてきて熊谷先生の言いたいことのほんの一部しか見えてなかったことを痛感しました。
腕、技術でもすごいと思っていましたが、このようなシステム作りをしたことに感銘を受けました。システムを見てくれといっていた意味が分かりました。
今、システムを確立する以前に衛生士の確保に苦労し、今いる衛生士の教育、自分の確立に四苦八苦しています。そのようなことは分かっているつもりになっていてそのような立場になって全く理解していなかったと痛感しています。
熊谷先生の様な診療所を作りたいと思いそのようにまねしてきて、開業する前に診療見学ができて、見えなかったところが見え、自分の医院のイメージがさらに鮮明になってきました。
後は頑張って突っ走るだけです。学ぶことをやめたらライセンスは返すつもりだ。この言葉を心に刻み頑張りたいと思います。まだまだ未熟ですが、常に考えていることは生涯勉強、そして患者さんを治そうという気持ちは誰にも負けないとう気持ちで日々頑張っています。
譲渡してもらう先生はPや予防はしていない先生で、だから衛生士も10数年そのようなことをしたことをしていませんでした。僕が求めている衛生士の仕事ができるか分からないともいっていました。僕は熊谷先生のNHKのDVDを渡しました。僕の診療理念を話し、そのような診療をしていると、少しづつ興味が出てきたみたいで、娘がDVDをみて僕にPMTCを受けたいと言っていたと言われました。僕はあなたがしたらいいですよと言うと後日PMTCに関する本はないですかと積極的に学び始めました。
熊谷先生のやる気のオーラはものすごいと痛感しました。でも僕もやる気と治してやるという気持ちは誰にも負けません。前にも言ったように20年後には先生!追いつきましたー。と言える様に頑張ります。
DrEricssonの話は最先端でまたユーモアで大変有意義なものになりました。そして2日目3日目の発表でもみんなの熱意をやる気がひしひしと伝わってきました。
さらにやる気がでて、自分も早く右腕となる衛生士を育てなければと痛感しました。
早く帰って診療したいという気持ちに駆られました。頑張りますので今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします。
No.27
熊谷先生の講義を何度か聞いて、見学に行ってみたいと思っていたので病院見学とチームミーティングへの参加をすることができて本当にうれしかったです。ありがとうございました。
病院を見学させていただき、まずその大きさに驚かされました。院内が広いにもかかわらず隅々まできれいに掃除されており清潔感があふれていました。ユニットは話に聞いていた通り全て個室になっていて、衛生士さん一人に一室ずつあってどの部屋もきれいで、道具などもきちんと整頓されて並べられていました。
たくさんの患者さん一人一人にメインテナンスという最高の治療をしっかり行うには、ユニットや衛生士もたくさん必要となり、病院を大きくせざるを得ないということですが、それは熊谷先生が別格だからそうなるのであって、他の人では無理なのではないかという思いがチームミーティングに参加する前まではありました。しかし、チームミーティングで色々な先生や衛生士さんの話を聞いていくうちに、MTMを実践し定着していけば規模に違いはありましたが日吉歯科に近づけることがわかりました。
がしかし、講演を聴き、MTMを取り入れて患者に行うことの難しさも知りました。
自分が患者だったらと考えて、自分が本当にやってもらいたいと思えないようでは患者さんは受け入れてくれない。仮に自分はしっかり勉強して患者さんに説明できたとしても、スタッフができていなければ上手くはいかない。だから院内全員で学び、真の患者利益を優先するという気持ちをみんなが持たなければならない。
このような問題をクリアーするためにはまず自分たちのモチベーションをあげる必要があり、チームミーティングに参加することでモチベーションの面はかなり解決されるのではないかと思いました。
チームミーティングの素晴らしさが分かり、自分が開業したら必ず参加しようと思いました。
その時には、現段階では分からなかったさらに上の素晴らしさが分かるのではないかと思います。
今回の研修に参加することで、予防大学院1年という現状の中で開業に向けやらなければならないことがはっきりしました。
それは歯科医師としての技術の向上です。当たり前のことですけれど、迷いや焦りがありました。
熊谷先生のお話を聞き、絡まっていた糸が真っ直ぐに伸びた感じがします。ありがとうございました。これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
No.28
私が大学の卒業をひかえ自分自身がどういう歯科医師になりたいのかを考えたとき、将来の自分について全く想像がつかない状況でした。そこで私は、自分自身で考える力をもち、情報を取り込む力をもって、まずは歯科医師としてのビジョンを確立させようと予防歯科の大学院に入局したのです。そんな時、先輩である加藤先生から熊谷先生の話をお聞きしました。初めて先生の講義を受けたとき、感動し、とてもわくわくしました。私が歯科医師として生涯柱とするのはこれだと感じることができたのです。そして今回、日吉歯科を実際に見学できたのは、私にとって大きな財産となりました。
これまで、Pre オーラルフィジシャン セミナーを受けたり、講義を聞いたりしてきましたが、
なんとなくOP診療所は特別なものであるような気がしていました。しかし、実際に目にした診療所は、本当にシステム化されており、無駄がなくMTMがスムーズに進行していました。患者を待たせることなく、データの入力や情報提供もしっかり行われ、何より患者さんが笑顔で来院し、満足して帰っていかれる姿が印象的でした。OP診療所は特別なことではなく、患者利益を考えると当然の流れなのだと改めて実感することができました。
見学中に熊谷先生より、「治療をきちんと行うことも大切なのだよ」というお言葉をいただきました。はっとさせられました。MTMで頭でっかちになっていましたが、確かにスムーズなMTMの進行は、基本的な治療を正確に行っていくことができなければ成り立たないと感じました。実際に、熊谷先生をはじめDrの行う診療は質の高いしっかりしたものでした。当たり前のことですが、歯科医師として自分が身につけなければならない知識や技術は膨大で、責任重大だと感じました。
そういう意味で、チームミーティングでのダン・エリクソン先生の講義はとても興味深いものでした。
海外の先生の話を聞くのは初めてでしたが、データを示しながら、とてもわかりやすく、カリオロジー、MIの知識を整理し深めることができました。ワールドスタンダードを肌で感じることができてよかったと思います。また、OP診療所のDr・DHの方々は共通の信念を持ち、同じ方向を向いて日々努力されているのだなということを認識させられました。
酒田で過ごした4日間は、私にとって非常に有益なものとなりました。これをこのままにすることのないよう、まずは行動してみようと思います。
まだ私はMTMを実践したことがありません。やってみなければ何も変わらない、MTMにのっとった症例を作ってみようと思いました。そして、自分の信念をしっかり持ち続け、確認する意味でも、毎年何らかの形でオーラルフィジシャンに関する行事に参加できたらいいなと思いました。
最後に、今回は貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。参加することができ、本当によかったと思います。
No.29
今回の見学、九州歯科大学の予防歯科講座の皆様のご好意で実現した。
雑誌で見たり、噂などで想像したりしかできなかった日吉歯科医院であったが、やはり目の前にしてそのスケールの大きさに圧倒し、前日からの緊張もピークとなった。
小児・矯正歯科の入り口から入ると、清潔な空間が広がっており木の匂いも残っていて、心地のよい空間であった。
小児歯科から続く本院への通路を抜け、目の前に蔵の入り口がどんと構えていた。
そこには、患者さんのカルテが保存されているとのこと。外見からこれだけ重厚に作られているということは、それだけ個人情報を大切にしていることが一目で分かった。
個人情報の大切さにおいて、スタッフの意識も高まるのではないかと感じた。通路からのお庭の景色は、四季ごとにぜひ見てみたいと思った。
とにかく「清潔」の一言に尽きる。どこを見渡しても、整理された空間、花、絵画などがさりげなく置かれており、待合室の椅子にも配慮がされており、患者さんがリラックスできる空間でもあった。熊谷先生が、「自分が行きたい歯科医院」というのも頷ける。
患者さんの権利・患者さんの責任・診療所の責任とお願い。下駄箱上に3枚プレートが掲げられていた。「患者さんの権利」「患者さんの責任」「診療所の責任とお願い」である。患者と医療者側の信頼関係やお互いの理解がなければ、心身ともに健康になることは難しいと考える。このような方針の元、ここでの診療を進めていくという信念が掲げられていることは、一本筋が通り、患者にもスタッフにも見通しがよいと感じた。院長の患者に対する思いや考え方に触れることができた。
患者教育。
熊谷先生の言葉から「患者教育」に尽きるということを感じた。理解ある患者を増やすとのこと。その為に、新患に説明のセミナーを行ったり、診査後の説明の時間を取ったりしている。何度か説明するチャンスがあったにも関わらず、それを受け入れない患者は容赦なく切り捨てるという。健康観の高い人に集まって来て欲しいとのこと。その患者さんの邪魔をする人は遠慮してもらうとのこと。それが評判を左右する大きなリスクとは考えていないとのこと。しかし、まずは「日吉歯科」という看板が患者さんのモチベーションを上げていると感じる。これも、一つの武器であるし、熊谷先生の実績と評価の表れであると感じる。新患用啓発ビデオを観ることができたが、これは患者さんには難しいような気がしたが、内容は患者さん皆さんに知っていただきたいことばかりであった。力を入れて伝えていたのは、「診査」と「メインテナンス」の重要性についてだった。10、20年後、高齢者になって「メインテナンス」のありがたさを実感するだろうということも伝えていた。「自分の人生を健康な歯と共に生きていく」という気持ちで、ご自分と向き合っている患者さんと接することができれば、これほどやりがいがあることはないと思う。「教育」に時間をかけることは価値は大きいと考える。
最後に。
今回、九州歯科大学卒の、日吉歯科で勤務している加藤先生、DHの奥様とお話することができた。先生とお話して、担当患者さんに現状を確実に報告すること、治療に時間がかかっても、これから先のことをイメージしてもらって、今をがんばってもらうことを伝えようと思った。不適冠を外して治療が長くなってしまうことが患者さんに申し訳ないことと、自分の想いが先行し、はっきりとやり直しした方がよいということを伝えることができなかった。もちろん、患者さんの都合を聞き、受け入れた上であるが、最初の説明できちんと伝えてきたい。コミュニケーション力も大切だが、技術力も備わってこそプロフェッショナルのDHといえる。
自分を高めることが患者さんの利益にもつながるので、患者さんの笑顔を思い浮かべながら、日々努力し、引き出しを増やしていきたい。
No.30
私は、昨年の3月25日に「若い歯科医師のためのオーラルフィジシャン育成セミナー」に参加させていただき、今回、約1年ぶりに日吉歯科を見学させていただきました。
その節は、感想文を歯界展望に載せていただき本当にありがとうございました。
熊谷先生に毎年、九州歯科大学の学生講義に来ていただいていますが、その際、空港から大学までの行き帰りの車内で色々な話をしてくださったり、昼食を一緒にとっていただいたりとそういう時間が本当に毎年、楽しみで仕方ありません。今年大学院4年生になり、真の患者利益とは何かを考えながら日々診療にむかうようになりました。
今回、チームミーティングに初めて参加させていただき、全国のオーラルフィジシャンの先生方、その医院のスタッフの方々の発表を聞き、この舞台で自分も発表したいと心から思いました。
ダン・エリクソン先生の話も今まで習ったカリオロジーとは違う切り口でカリオロジーの教えて頂いたので、少し戸惑いましたがおもしろかったです。
熱気に満ち溢れたチームミーティングは想像を遥かに上回るものでした。チームミーティングに参加出来た事で、歯科医療の持つ本来の価値を知る絶好の機会になった気がします。
MTMにのっとった診療をする為には、院長の患者さんの健康を本気で思う揺るぎない信念と確実な精度の高い治療、そしてそれを支え理解してくれるスタッフのチーム力が改めて大事なのだと感じました。システムだけやったとしても、それは、患者さんの真の利益にならないし、満足いくものではないと思いました。
将来、保険制度に左右されない技術とMTMにのっとったシステムづくりを、自分が持てたらと想像するだけで、今からわくわくしてきます。もちろん一人ではすべては無理なので専門家とのタイアップも将来は重要な課題になってくるでしょう。
日吉歯科を見学した際、若い先生方や、スタッフの衛生士さん、助手さんや滅菌担当の方などいろいろと質問に答えていただき、本当に感謝しています。
大勢でおしかけてしまい、ご迷惑をかけてしまった事もしばしばあったと思うのですが、貴重な機会を与えていただいた熊谷先生をはじめ、日吉歯科スタッフの方々に心より感謝いたします。
No.31
診療中にもかかわらず、見学させていただきありがとうございました。
憧れの日吉歯科診療所の見学なので、かなり緊張して伺いました。実際に見学させていただき、驚きがたくさんありました。
まず、診療室がとてもきれいなことに驚きました。木の香りがして、まるで新築のようでした。技工室ですら、汚れていませんでした。ユニットは全て個室で、衛生士には自分の部屋があり、MTMに則った診療が坦々と行われていたことにも驚きました。全ての患者に口腔内写真撮影、X線写真撮影、サリバテストが行われ、健康ノートで口腔内の情報を提供していました。衛生士によるメインテナンスがきっちり30分で終わること、口腔内写真を2分以内で撮ることにも驚きました。技術はもちろん、設備や環境が備わっているからこそできることだということもよく分かりました。診療終了後、ユニットの掃除をしている衛生士さんに、「とてもきれいですね。汚い所がどこにもありませんね。」と言うと、「みんながきれいにしていますから。いつもすぐそこに院長がいるような気持ちでいます。」とおっしゃっていました。熊谷先生がスタッフから信頼され、好かれていることもよく分かりました。
日吉歯科診療所は、私自身が患者になり、メインテナンスを受けたいと思える素晴らしい診療所でした。私はこれまでメインテナンスの重要性を理解し、患者さんに説明しつつも、メインテナンスを受けていませんでした。
まずは予防歯科でメインテナンスを受けようと思いました。そしてメインテナンスの重要性を自らが身をもって実感し、患者さんに伝えていきたいと思います。
Dan Ericson先生の講演を聴いて、熊谷先生が講義でおっしゃっていたことと同じだなと思うところが多々ありました。
充填物には寿命があり、二次カリエスや破折が起こること、カリエスの進行はゆっくりで予防できるということ、digital excavationで齲蝕のみを削ることができることなどです。
学生時代に初めて熊谷先生の講義を受けたとき、胸が熱くなったことを思い出しました。タービンを使って歯科医師が健全歯質を削っては、治療の意味がないと再認識しました。
エキスカが届かなくなったとき、エキスカを届かせるためにタービンを使う、即実践しようと思いました。
今回、初めてチームミーティングに参加してみて、オーラルフィジシャン、ISO91認証取得、MTMを実践している歯科医院が数多くあることを知りました。
私が勤務する際には、是非このような歯科医院に勤務したいと思いました。そして真の患者利益を追求できるオーラルフィジシャンを目指し、日々努力していきたいと思います。
とても貴重な四日間を過ごすことができたことを大変うれしく思います。