>開催内容
「歯科医療の未来~世界の歯科事情を通して~」
本パートは「歯科医療の未来~世界の歯科事情を通して」と題して、歯科医療の過去・現在・未来に関して6人の先生方にご講演いただきます。
「日本におけるオーラルフィジシャンによるメディカルトリートメントモデルの普及、厚労省・保健医療2035、歯科の健康経営に与える影響と企業の動き」
「タイで実施している歯科予防、メディカルトリートメントモデルの実施または教育」
Yupin先生はスラナリー工科大学の歯学部長でいらっしゃり、スラナリー工科大学の歯学部新設に際して、オーラルフィジシャン教育を全面的に採用することを検討されています。過去にはマルメ大学や新潟大学でも仕事をされています。日吉歯科診療所にも訪問されたり、日本とも非常に親交が深い先生でいらっしゃいます。Prathip先生はタマサート大学の歯学部長だけでなく、タイにおける様々な歯科関連組織の重責を担われ、タイの歯科医療を牽引する歯科医師のお一人です。
「タイにおける地域医療、子どもへの取り組み」
Mongkol先生は元保健省大臣でいらっしゃり、地域医療や子どもたちへの積極的な活動をされています。現状のタイの医療問題、今後の医療政策についてお話し頂きます。
「ゆりかごから墓場まで”の国での歯科医療のアウトカム、問題点、改革とそのアウトカム、高齢化社会での将来展望」
イギリスから歯科医師会元会長のWilson先生をお招きし、イギリスの歯科事情に関してご講演頂きます。Wilson先生は2016年4月に日吉歯科診療所を見学され、日吉歯科診療所の理念に非常に共感されました。過去には虫歯大国と言われていたイギリスで過去、現在にどのような対策をとったか、そしてその将来ついてお話し頂きます。
「フッ化ジアンミン銀の開発秘話、効果、現在世界中で使われていること」
スウェーデンを中心にフッ化ジアンミン銀が再び注目されてきています。今後、OP歯科医院では高齢者の歯が残るようになり、フッ化ジアンミン銀の活用場面が増すことになると思われます。そこで、フッ化ジアンミン銀の開発者の西野瑞穂先生に特別講演を行って頂きます。また西野先生はモンゴルの歯科医療にも多大な貢献をされており、モンゴルの歯科事情についてもお話し頂きます。
「カリオロジー先進国の今」
高齢者の残存歯数が増えている予防歯科先進国スウェーデンで、根面齲蝕に対するフッ化ジアンミン銀を使った臨床試験が行われていることについて、糖類摂取ガイドラインが話題になり全身健康を含めた総合的な視点が求められていることについてご講演いただきます。また西先生のPh.D論文よりリスク評価に基づいた齲蝕予防プログラムについてお話しいただきます。
厚生労働省改革である“保健医療2035”の座長である渋谷先生に、我が国の医療制度の今後、予防の位置づけなどについてお話しいただきます。
本パートは西真紀子先生にコーディネーターを担って頂き、ディスカッションも交えながら歯科医療の未来について皆さんと考えていきたいと思います。
「口腔と全身の関係」
昨今、口腔と全身の関係性がメディアを通じて、より一層強調されるようになってきました。
我々も日々、患者さんの口腔内だけでなく全身へも目を向けなければならないことを実感されていると思います。
そこで、口腔と全身の関係について今話題の3人にご講演頂きます。
1人目は情熱大陸など数多くのメディアで取り上げられている腸内細菌研究の第一人者で株式会社メタジェン代表取締役社長の福田真嗣さんに「口腔内細菌と腸内細菌の関係」についてお話し頂きます。
2人目はパナソニック株式会社の内臓脂肪計を用いた保健指導の有用性について有限会社エイチ・エムズコレクションの安川裕美さんにお話し頂きます。
3人目は睡眠時の気道確保に用いるチューブ“ナステントTM クラシック”の開発者のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社ヘルスケア事業部副事業部長の平田裕美さんに「睡眠時無呼吸症候群に対して歯科医院でできること」についてお話し頂きます。
参考URL: 株式会社メタジェン http://metagen.co.jp
参考URL: パナソニック内臓脂肪計 https://b-healthy.jp.eww.panasonic.com
参考URL: セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社 https://nastent.sevendreamers.com
「女性が生き生きと働くために」
真のオーラルフィジシャン診療所は、そこで働くスタッフが働きやすい環境であることも求められます。歯科医院で活躍する人の多くは女性であり、女性が生き生きと活躍できる職場とはどのようなものか、そしてそのような職場を作っていくためにはどうすれば良いかをご講演頂きます。
・関根近子様(株式会社資生堂 元執行役員常務)
美容部員から女性として初の執行役員常務に就任される。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013 リーダー部門」受賞
資生堂で学んだまごころの仕事術 著者
・河本宏子様(ANA総研(株) 代表取締役副社長)
ANA客室乗務員として入社。
初期定期国際線の乗務経験を経て、人材開発部長、客室センター長、
オペレーション部門副統括、ANAブランド統括を担当。
取締役専務執行役員としてグループ女性活躍を推進。2017年4月より現職。
ANA総合研究所HP
「オーラルフィジシャン診療所への転換・取り組み」
これまで多くの歯科医院がオーラルフィジシャンの哲学を学んできたが、MTMを地域にしっかりと根付かせることができる医院は数少ないのが現状です。これまでの歯科医療体制から脱却し、真の患者利益を提供する医院改革には、日々の診療に実直に向き合いながら、様々な課題を乗り越えなければなりません。本パートでは、各地域においてMTMを根付かせ、セミナー受講以来診療室を成長しようとしているいくつかの医院に、「オーラルフィジシャン診療室への転換・取り組み」と題して発表して頂きます。
田中利典先生(川勝歯科医院)
松野英幸先生(Mデンタルクリニック松野歯科)
「日吉歯科における新人研修」
本パートでは日吉歯科診療所に2016年度より入局の新人歯科医師が日吉歯科診療所で行われている研修について発表します。
松本拓也(日吉歯科診療所)
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>その他