SATの特徴であるメディカルトリートメントモデルの流れを詳しくご説明します。
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、初期のリスク評価から、個々の患者さんに合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、定期的なメインテナンスに至るまでの流れです。
こちらでは初めて来院いただいてから、メンテナンスに至るまでの治療の流れをご説明します。
1.治療で初めてご来院の方も、検診で初めてご来院の方もまず受付に申し出てください。
初日の診療では多少お時間をいただきますので、あらかじめご予約の上でご来院ください。
2.来院後、まずは問診票の記入をしていただきます。
3.これから診療を行うにあたり、患者さんにも診療内容をよく理解していただくために、ビデオをご覧いただきます。
4.ご記入いただいた問診票を確認しながら、医師が問診を行います。
5.歯を失う大きな原因となっている歯周病について検査を行います。
6.診療前の口内の状況を視覚的に確認できるように口腔内写真を撮影します。
7.さらに的確な診断を行うためにX線写真(レントゲン)を撮影します。
8.個々の患者さんのう蝕、歯周病のリスクを把握するために、唾液の検査を行います。
9.すぐに治療が必要な歯があった場合には応急処置を行います。
10.患者さんの口腔内の管理を行う担当の歯科衛生士を紹介します。
歯科衛生士はう蝕、歯周病の予防における専門家です。
来院した際にはその患者さんの担当衛生士が治療を行います。
11.担当衛生士より、正しい歯磨きの仕方について指導します。
わからないことや疑問があればお答えします。
(※歯磨きがしっかり出来ていなかったり、磨けていると思っていたのに実は間違った磨き方をしていたり、歯磨きによる虫歯の原因もさまざまです。ここでまずは正しい歯磨きを確認して下さい。)
12.医院の診療体系について説明をします。
13.医院のパンフレットをお渡しします。
14.月に1度、新しい患者さんのためのセミナーを実施しています。
ここで、より詳しいう蝕や歯周病のなりたち、診療内容についてご説明いたします。
15.その日に実施した診療の結果をいつでも確認できるようにデータとして入力します。
初めて来院いただいた日にわかった情報をもとに、ひとりひとりの患者さんにあった予防プログラムを立案します。
おつかれさまでした。
初日の診療はここで終了です。