これまでもご説明してきました通り虫歯を治療し、歯をキレイにしたとはいえ
歯磨きだけではどうしても取れない歯の汚れは取れません。
これからの一生のパートナーでもある、自分の歯を今後は定期的にメンテナンス(衛生士による歯のお掃除)をしなければいけないのです。
40.歯を失う大きな原因となっている歯周病について検査を行います。
今までの治療で病状が改善されているかを確認します。
41.前回行った歯磨き指導がきちんと行われているか、改めて歯磨き指導を行います。
42.通常の歯磨きでは取ることができない歯ぐきに隠れているところの歯石やプラークを専用の超音波器具で取り除きます。
43.専用の器具を使い、歯のクリーニングを行います。
普段の歯磨きでは取りきれない汚れをきれいにします。
また、フッ素を歯の表面に塗り歯を強く丈夫にします。
44.当日行った治療内容のデータを入力します。
45.治療前と治療後の状態をしっかりと把握できるように、治療が終わったところで再度口腔内写真を撮影します
46.さらに的確な診断を行うためにX線写真index_05を撮影します。
これまで数ページに渡り、メディカルトリートメントモデル(MTM)について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
歯は、虫歯や歯周病なってから『治療』を行うのではなく、病気になる前からの『予防』が大切なのです。
海外の歯科先進国と比べて日本人の口の中は問題が多いといえます。
SATでMTMに取り組んでいる医院をはじめとして、日本の歯科医院は治療を行う医院から予防の為に足を運んで頂ける医院へと変わろうとしているのです。
メディカルトリートメントモデル(MTM)に少しでもご理解を深めて頂ければ幸いです。