歯科医師
「デンタルバイオフィルム細菌の戦い」が最も印象に残りました。バイオフィルムは歯科においてはとても身近なもので、歯科疾患の原因となるものであるため、知識はありましたが、改めて知識を整理する良い機会になりました。歯科医は口腔と全身の疾患について知っていますが、残念ながら患者さんにその知識はあまりないように思われます。これからは、そういった視点の説明も増やし、モチベーションをあげてもらえるようにしたいと思いました。
奥田先生、「デンタルバイオフィルム細菌との戦い」 バイオフィルムは抗菌薬も効果なく、免疫も働かない。根面や歯面に付着したバイオフィルムは機械的に除去する必要がある。歯科医、歯科衛生士のマンパワーが必要である。この事から益々メインテナンスの重要性を確認しました。
斎藤先生 「結果の出せる診療室へ」 データを活かし、評価し改善を繰り返す。患者に医院のコンセプトを示すことで、医院の思いを理解して協力してくれるパートナーとなる患者を増やす。そして、医院と患者で結果を出せる診療室を目指すという講演は非常に感動しました。私達の医院も歯を残す、結果が出せる医院を目指したいと考えました。
予防に勝る治療なしということを再確認できた。米のメインテナンスはあまり、深い意味がない?ことが分かり、少し驚いた。なぜしなければならないのか、その意義を知った時、歯科医院の仕事は山のようにあると思われる。歯科医は正当な意味での医者でなければならない。私にはやるべきことがやはり、山のようにあると思われる。
斎藤先生の「結果の出せる診療室」の講義はとてもためになりました。
自分の力がないため、歩みののろい診療室ではあるが、またがんばろうという気持ちになりました。
1昨年にドイツに行ってきました。日本と似ている部分が多く彼らから学ぶことは多いなと思いました。
奥田先生の話もおもしろかった。基礎のしっかりした話を聞く機会がなかなかなかったので、実におもしろく為になった。
歯科衛生士
シェリーバーンズ先生の講演が聞けて大変嬉しく思います。歯科衛生士という立場で歯科医療に大きく携わり、尊敬しています。今回の講演では、アメリカを中心とした最新の先端研究(情報)を教えて頂き、自分の知識の狭さやどんどん情報が更新されている事に驚きました。以前にも何度かお話をお聞きした事がありますが、やはり講演が終わった後に心が揺さぶられました。色んな感情が込み上げてきます。一つ一つ見つめ直して、今後のスキルアップにつなげていきたいです。
シェリーバーンズ先生のお話を聞き、アメリカでは非常に高度な知識及び手技に重きをおいていると感じました。日本でメインテナンスを行なう歯科衛生士として、日々知識を高めることと、世界でも通用出来る歯科衛生士になれるよう努力を惜しまないようにして行きたいと思います。
昨日に引き続き、今日の講演もとても参考になりました。
食生活カウンセリング、ライフスタイルの改善が重要であることがはっきりわかりました。今まで以上に、サリバテストの結果説明時や、メインテナンス来院している方などへの食のアドバイスを取り入れて普段の生活習慣の改善につなげていければと思います。明日からの診療で取り組んでいくことを、スタッフ間で話し合いたいと思います。
アメリカのシェリー先生やドイツのライヒ先生のお話は、それぞれアメリカとドイツの歯科医療の現状がよく把握でき、大変貴重なお話でした。
また、奥田先生の「デンタルバイオフィルム細菌との戦い」は、バイオフィルムについて詳しく、しかも分かりやすく説明していただき大変勉強になりました。これからも患者さんへの説明に生かしていきたいと思います。
口腔内細菌と全身疾患の関わりについては、今後、私自身の課題にもなると感じました。様々な病気につながる歯周病、細菌の数や量は目に見えても、少し先まで踏み込んだ説明(全身との関係)もできれば、「歯の価値」というところにもつながり、患者さんの命までも守る事ができるという事を、きちんと理解していただけるような診療になると思いました。
紀元前の頃から「病気は口から始まる」ということを言われていたことを初めて知りました。これ程前から言われているのに医療に関わっていない方々にあまり伝わっていない現状を変えていくためにたくさんの患者さんに伝えていきたいと思いました。
又、2080も初めて聞きました。患者さんに早く伝えたいです。
日本の歯科事情しか今まで聞いたことがありませんでしたが、アメリカやドイツの話を聞くことができて貴重な経験ができました。
特にシェリーバーンズ先生の御話は歯科衛生士の様々な話を聞けて良かったです。日本の歯科衛生士の歴史がこんなに深かったのは知って驚きました。
「デンタルバイオフィルム細菌との戦い」 ヒポクラテスの時代から口腔内の病気になる健康破綻が言われてきていたにもかかわらず、デンタルバイオフィルムやPMTCについての授業等、学生時代に触れることがほとんどありませんでした。現在予防を学び、徐々にですが、診療に取り入れていくなかで、患者様に説明する機会が増えてきているので、奥田先生のお話を参考に、分かり易くモチベーションがあがるようにお話したいです。
今年も海外からのスペシャルゲストにシェリー先生とライヒ先生に講師として来ていただいて、なかなか日本では聞く事の出来ない情報を多く聞くことが出来ました。
国や文化によって様々な歯科事情があり歯に対する価値観、メインテナンスに対する価値観、保険制度の違いなど日本と比較しながら話をして頂いて大変分かり易かったです。しかし国や文化は違えど歯の重要性、予防の大切さは、共通意識です。日本も当たり前に歯が残る国になるよう変えていかなければいけないと思います。その役割は私達歯科衛生士にも大きくあり、私はその役割を果たす歯科衛生士であることを誇りに思いますし、責任も感じています。また今回は全身と疾患と口腔衛生の話もあり歯科の役割が大変大きいことも実感しました。早く自分の担当患者さんに話をしたいと思いました。
アメリカと日本の違いについて貴重な講演を聞かせていただけて、本当にうれしく思います。日本における歯科衛生士の価値や歯科医療の価値がもっと高くなってほしいと思いました。そのために、自分のクリニックで私ができることをまずは一生懸命やりたいと思います。
また、バイオフィルムの話はそのまま患者さんに伝えたいくらい分かりやすくおもしろかったです。今回聞けたお話を、ぜひ今後の患者セミナーにフィードバックしたいと考えています。
シェリーバーンズ先生の講演も楽しみにしていました。1913年にアメリカで歯科衛生士が誕生し、日本も割合早く誕生していた訳ですが、アメリカと日本の差を感じます。卒後の差は歴然としています。7年毎の教育現場の見直しをしているなどアメリカの細やかさを日本にも取り入れ、教育現場も変えていく必要があるのではないでしょうか。
また、毎日の臨床の場でバイオフィルム除去を行っているのですが、更に詳しく分かりやすく説明して下さった奥田先生ありがとうございました。
とても分かりやすい細菌学の講義でした。ぜひ奥田先生の文献も勉強してみたいと思いました。チームミーティングに参加していなければ、奥田先生のような専門的な講義を受ける事ができなかったし、海外の先生方の貴重な講義を受ける機会もなかなか得られない事だと思います。
シェリーバーンズ先生のお話を聞けて良かったです。日本の歯科の考え方が治療中心のために、歯科医院で働く歯科衛生士が減り、定期管理をする歯科衛生士がいなくなっている事がとても残念に思います。定期管理をしていくために、その患者の情報を口腔内の事だけではなく全体的な事も把握しておき、口腔疾患から全身疾患に大きく関わっている事を伝える事が大切だと感じました。
細菌について、全身疾患や妊娠期への関わりについて、どれだけ自分があやふやだったかわかりました。患者に「歯垢」でははく「プラーク」だという事を十分に理解してもらう必要があると思いました。患者教育できるように。
「シェリーバーンズ先生の話」 日本とアメリカとの違いについて聞けて面白かった。それぞれの国で良いところがあるので、お互いで刺激し合いながら、より良い治療ができるようになると良いと思った。
アメリカは保険がない分、予防しないと大変になる!!という危機感もあって患者教育がしやすいのかな?と思った。日本は保険制度が予防の必要性が伝わりにくくしている原因にもなりえると感じる。
シェリーバーンズ先生のお話の中に、アメリカの歯科衛生士学校の教育についてありましたが、日本とは全く違うことが分かりました。日本の歯科衛生士学校を卒業して免許を取得しても、いざ歯科医院に就職したとしても、全くなにもできませんでした。アメリカでは、働く側もモチベーションが高いため、それが患者さんにも影響しているのだと思いました。とても勉強になりました。ありがとうございました。
シェリーバーンズ先生のお話は、とても興味深いものでした。全身疾患との関連が奥田先生とのお話と結びつき、糖尿病疾患だけでなく、血圧やほかの疾患との点ももっと勉強し、身につけなくてはいけないものだと感じました。バイオフィルムはやはり恐ろしいものです。PMTC時には染め出しをし、プラーク・バイオフィルム除去を行い、また抗菌剤の使用をすすめていきたいと感じました。
また、緑町歯科医院のお話で、スタッフ間全員の知識の共有について重要性を改めて実感しました。全員で同じ情報を増やし、患者さんの健康に向けたスタンスに変えていけるよう、私たちも頑張っていきたいと思いました。
Ms.Sherry Burnsの講演でアメリカの歯科衛生士学校のカリキュラムを聞き、海外の歯科衛生士レベルは高いということは知っていましたが、卒業までの二年間で200人の患者を持ち、卒業と同時に経験ある歯科衛生士と同じ内容で働くというレベルの高さに驚きました。日本の歯科衛生士学校がダメという訳ではないですが、生涯に渡りお口の健康を守り続けていく立場として、臨床現場に居る今、沢山の知識、手のスキル、患者の指導力、患者のトータルヘルスについて力をつけ、アメリカの歯科医療に少しでも早く近づけるよう努力しないといけないと思いました。今まで全然頭には無かったのですが、今回海外の歯科衛生士のお話を聞き、とても興味を持ちました。帰って国際歯科衛生士連盟について是非調べてみようと思います。
衛生士が不足している状況の中、自分に合った歯科医院をひたすら探すのではなく、自分がこの医院で患者さんの口の中を守る為に何をするべきなのか…。ただひたすら治療を行って来た今までを振り返り、これからは予防型の歯科医院にできるよう自分が動かなければと考えます。バイオフィルムを除去する事の重要性も改めて感じました。
今回最初にヒトデのたとえ話がありましたが、当医院のシンボルマークのハチドリも似ているような話から決められました。その時小さな力でも出来る事をするという意味の事ですが、そうして小さな事の積み重ねでも救えるものがあったり大きな成果につながると思いながら努力を忘れずに続けていきたいです。
口腔内細菌や疾患と全身疾患との関わりも解っていることではありますが、唾液検査から様々な全身疾患がわかったりするということで、いずれ健康診断なども手軽に歯科でできるようになるのか?と思いました。また予防歯科が全身疾患の予防になるだろうということが当たり前の事として考えられるようになれれば、歯科への関心も大きくなると思います。歯科と医科を全く別のとらえ方をするのではなくもっと密接に連携して健康を推進するために医・歯科お互いに知識や関心を高める必要があるように思いました。
シェリーバーンズ先生のお話はアメリカの歯科衛生士の役割など、日本の歯科衛生士との違いなどのお話が聞けてよかったです。
奥田先生のお話は普段は難しい細菌について楽しくわかりやすくお話いただいて、明日からの仕事に役立てるような内容でとてもよかったです。また、奥田先生のお人柄もわかりよかったです。
歯科助手
日本の歯科医療、海外における医療の取り組みの違いをみることができた。デンタルバイオフィルム細菌については口腔内の細菌が全身へ影響する大きさがこんなにもあるということを知ることができた。
Sherry先生や奥田先生のお話をお聞きして、デンタルバイオフィルムと全身疾患の関連について深く考えさせられました。今でも疾患についてわかっているつもりでいましたが、今日わかりやすくお話をしていただいて、いかにオーラルケアが重要か再認識しました。現在も食事指導やブラッシング指導はしていますが、今日お聞きしたことを加えて患者様に少しでもわかりやすく説明できるよう、資料などを用意して、メインテナンスをアプローチしていきたいと思います。
シェリーバーンズ先生のご講義では日本における歯科衛生士業務がまだ明確化されていないという現状に改めてはっとさせられました。衛生士はその知識を持って一人一人の患者さんとしっかり向き合い啓蒙し口腔内を改善へと導く事のできる素晴らしい 職業であるも医院全体で意識を高めていきたいと想いました。
奥田先生のご講義はとても理解しやすく、口腔疾患が全身にもたらす悪影響について改めて気づかされ衛生士以外のスタッフにおいても歯科医療従事者であるという自覚をもち地域住民への啓蒙活動に役立てていければと思いました。
1人1人の患者さんに合った診断、診査、治療、予防、メインテナンスがとても大切だと思いました。患者教育の重要さ、難しさはあるけれど、全ては患者さんの健康のため、笑顔のために私たちがやるべき使命なんだと実感。
患者さんの意識を高めるための知識が、私自身ないので勉強して、自信を持って患者さんへ歯の大切さを伝えられるよう力をつけていこうと思いました。また、スタッフ同士のコミュニケーションを取ることで、様々な患者さんの情報交換もでき、医院全体のまとまりがより一層できていくのかな…と思います。
バイオフィムの除去は衛生士の仕事ですが、先生方のお話を伺い予防は患者さんと二人三脚でしなくては、できないと改めて思いました。今日お聞きした知識を患者様に提供しながら、患者様とともに健康を守り育てたいと思います。
受付
奥田先生の笑いをまじえながらのお話が、とても楽しく興味深いものでした。そして、定期的な検診の重要性を改めて感じました。まだまだこれからですが、私も患者さんの口腔内を守る医療従事者の一員として、歯科衛生士がより集中できるよう協力しようと思います。
「私の目から見た日本の歯科衛生士」 口腔疾患と全身疾患の関連性や、ソフトドリンク類に含まれる糖分、酸性度について患者さんに簡単に説明でき、また判りやすく理解して頂けるようなものをまず作りたいと思いました。特にコーラの前に角砂糖の置いてあるスライドを見てとても勉強になりました。
また先日の某TV番組で、外国でメインテナンスが普及しているのは、治療費が高いから(根管治療が例となっており特にアメリカは高かったと思います)という内容があったのですが、江崎先生のご質問に対するSherry先生のご回答ではメインテナンスは歯周病予防が主となっているとの事でTV番組と実態とではわずかにズレがあるのだと感じました。
シェリ-さんの話は面白く、とても興味深く聞かせて頂きました。アメリカと日本の違いで驚いたのは、フッ素です。日本では9.000ppm、アメリカでは22.600ppm、2.5倍の差がありました。かなりの違いがあり、今後日本はどのようになるのかも気になるところです。
また、口腔環境が臓器、関節、呼吸器や認知症、胎児への影響まで、全身に関わってくると知りました。研究がさらに進み、これからは医院との連携もますます多くなり大切になってくると思います。私もそのような知識も日々勉強しながら口腔内からの健康の為に患者様にも情報を提供していけたらと思います。